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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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世界樹概観−2

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◎クンダリーニのエネルギー・コード

世界樹は、宇宙の中央を、低次元宇宙から高次元宇宙の彼方まで貫き通している。こうした複数の宇宙を縦に貫通するものであって、人間に備わっているものがあるだろうか。

それは、クンダリーニのエネルギー・コードだけである。クンダリーニのエネルギー・コードと言えば、アストラル・トリップなどで、肉体とアストラル・ボディが線でつながっているのを目撃することがある。その一見かそけき線がエネルギー・コードとされる。しかし、クンダリーニのエネルギー・コードはそれだけのものではない。

クンダリーニ上昇の秘儀において、人間は、肉体を出で、物質レベルにあるあらゆる宇宙を突破する、次にエーテル体にある数々の宇宙をも通過し、次にアストラル体レベルの感情優位の数多の宇宙を抜け出していく。次にメンタル体の想念優位の無数の宇宙に入り、これもまたブレイク・スルーして、コーザル体世界に入り、アートマン、そしてニルヴァーナへと神人合一(モクシャ)へと上昇を続ける。

この上昇ルートの中で、生の世界は、肉体レベル・物質レベルの世界の一部であって、エーテル体宇宙以上の世界はすべて死の世界である。
よって世界樹の大半は、死の世界の表象である。

さて世界樹には上下逆転の視点の他に、注目すべきポイントがいくつかある。その一つは、世界樹内巡行が、しばしば霊界めぐり、あの世めぐり、胎内めぐりのシンボライズであること。あの世から帰還するビジョンは、ヘラクレス、伊邪那岐尊(イザナギノミコト)など各国神話にあるが、あの世は汚れているから穢れを祓いましょうなどというところだけに関心を注ぐと全体を見失いがちなものだ。

いまひとつは、枝と幹の関係である。末端の枝は必ず幹に通じること。

更に世界樹の幹の上昇は背骨・クンダリーニの上昇であるがこれを数字でシンボライズした場合もあることである。

以下の世界樹関連の個別のエピソードは、ひとつひとつは要素すべてを満たしていることはないが、ある直観を呼び起こす契機にはなったことだろう。クンダリーニ・ヨーガに縁のある人もない人も、意識的にあるいは無意識的に、このシンボルに触れることで最も根源的な何かを触発されるのだろう。

【ザ・ジャンプ・アウト 006】







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