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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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弥勒三会とは-1

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◎報身での地上天国到来

仏教でいう弥勒三会とは、弥勒菩薩が五六億七千万年後に兜率天より人間界に下生して、竜華樹の下で悟りを得て、三会(三回)にわたり説法すること。弥勒の三回の演説会、これでは何もわからない。

出口王仁三郎は、みろく三会を、五六七(みろく)三会、弥勒三会として非常に重視した。
まず弥勒が出ることが重要イベントだが、既に明治の初めから出ているとして問題にもしない。

弥勒は、法身、応身、報身と分かれる。法身は真理そのもの、善そのもの、至善、至美、善一筋。応身とは、その個人の立場に応じて、サラリーマンだったり、学生だったり、悪党だったり、小金持ちだったりするのだが、その立場役割を真摯に果たして行くことで神・仏に目覚めること。法身の弥勒は既に天にあって広く守護を行っており、応身の弥勒は地に降りて泥をかぶって艱難辛苦している。これは現在でもそれが進行している。

出口王仁三郎は、法身の弥勒と応身の弥勒については盛んに書くが、報身の弥勒については、極端に言及が少ない。

天たる法身の弥勒が地たる応身の弥勒と合体して、両性具有の伊都能売の報身となる。報身の出る時期が真のみろくの世ということではないかと思う。大本教では『法身ミロクは開祖、応身ミロクは聖師、報身ミロクは三代目』と考えていたそうだが、それが傍証でもある。

【以下、霊界物語 第48巻 余白歌から/出口王仁三郎作】

甲子の九八の空を待ち佗びし
    胸にみろくの鼓うつなり

三千年の岩戸の七五三(しめ)も解けにけり
 みろく三会の神音の響に
     
内外の国のことごとマツソンの
    毒牙にかかりて苦しみ艱める


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