Quantcast
Channel: アヴァンギャルド精神世界
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3535

神の許し給う限界

$
0
0
◎富者の家には、殺気と災の種がいっぱい

2020年3月18日のニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルス感染に伴う景気悪化不安が再燃し、下げが止まらずダウ工業株30種平均は、2月には3万ドルをうかがう勢いだったのに2万ドルの大台を割り込んでいる。 株価は1か月で三分の二に下落した。

貿易などの実需よりマネーがマネーを産むマネーゲームの方の金額規模の方が大きくなって久しいが、1990年以降一貫して最大限そのメリットを享受してきたのは、外征国家アメリカだった。

マネゲーム注力は、産業の足腰を弱めるものだが、いつのまにかアメリカは世界の警察官をやめると外征国家の看板を下ろそうとするまでになっている。

大雑把に言えば、何もしないで自然に財産が増えて収入が入ってくるというのは、人間を迷いに落とすものだ。

朝鮮の神人朝鮮の神人姜甑山に言わせると、
『富貴な上に智慧と強権を持つ者は皆怨恨を受け、元の木阿弥になるだろう。貯めるばかりで施すことを知らない家は、運数を維持し難い訳である。そのような富者の家の床下と部屋と庫には、殺気と災の種がいっぱい満ちているのである。』
(回天の聖者/姜甑山先生顕彰会刊P275から引用)

何もしないで自然に財産が増えて収入が入ってくることを世の中全体で、大規模に高速にやろうとしていった成れの果てが今の姿。政府も民間も相当部分を株式に投下し、金利と流動性供給で中央銀行もこれを下支えしてきたわけだが、その戦場のルールが虎狼の如き弱肉強食ルールである以上、終着点は地獄的なものにならざるをえない。

生物兵器でも『神の許し給う』限界というものはある。1990年代にオウム真理教は亀戸で炭疽菌やボツリヌス菌を大量散布したが失敗に終わった。今般の武漢肺炎は生物兵器かどうかはわからないが、『神の許し給う』たのだろうということはある。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3535

Latest Images

Trending Articles

<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>