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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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洗脳の舞台としての頭(マインド)

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◎人間の誠は、ハートにあり

政治の理念と言えば、外交なら国家の安寧、内政なら公共の福祉。だが現実は、バブル崩壊以降20年以上の長期不況により国民の貧困化が進み、この度のコロナ禍では、その負の面が一挙に露見しようとしている。

アメリカは、過去80年以上オバマ時代まで紛れもなく親中政策を継続してきており、その影響の下に日本企業の中国展開が行われてきた。

ところが肝心の中国は、近年反米方針に転換し、一帯一路と国連への食い込み等に加え、孔子学院の輸出による共産主義洗脳の拡大など、世界制覇に向けて国を挙げて邁進しているところである。

核戦力を持たぬ日本は、既に中国によってマスコミ、政界、財界、官界が相当に食い込まれていて、人間(じんかん)至るところチャイナスクールありとでもいうべき惨状である。

コロナ禍に際しては、感染源としての中国人が相当数日本に入国し、日本人への伝染の原因となった模様だが、政府はその規模について究明しないほど、中国寄りなのだろうと想像される。

この米中に挟まれた日本の姿は、20年前の韓国の姿であり、当時の韓国政治の腰の定まらない状況をもはや日本も笑えないところまできているのだろうと思う。

OSHOバグワンは、人間の意識を頭と胸、マインドとハートに区分して説明することが多い。マインドは頭の部分であり、現代人の問題点は、そのマインドのくびきをどうにかせねばならないこと。

あらゆる洗脳の舞台がマインドであり、共産主義洗脳もマインドであり、アメリカン・ドリーム洗脳もマインド。

太平記に出てくる楠木正成の読んだ聖徳太子未来記では、
『日、西天に没すること三百七十余箇日、西鳥来たり東魚を食う。

その後、海内一に帰すること三年、ミ猴(ミコウ:猿の意味)のごとくなるもの
天下を掠(かす)むること三十余年、
大凶変じて一元に帰すなり。』とある。

これは、赤い勢力が、30年以上天下を支配するということであろう。今後30年も赤い政治洗脳の下で、これだけ知性の発達した現代人が堪えられるかどうか。

チェコ、イタリア、アメリカなど既にその悲惨な未来への懸念に気づき始めた国はまだ少ないが、人間の誠が頭にあるのか胸ハートにあるのか気がつくことをまず求められているこの時代である。

白狐、ホワイト・フォックス、マンモンは、頭を舞台に活躍するのだが、それさえも行きつくところまでいかないと反転しないのであれば、人類にとって不幸なことである。

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