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桓武焚書

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◎桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫

平成13年の平成天皇のお誕生日でのお言葉に天皇と朝鮮のつながりを示すものがある。

『私自身としては,桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると,続日本紀に記されていることに,韓国とのゆかりを感じています。武寧王は日本との関係が深く,この時以来,日本に五経博士が代々招へいされるようになりました。また,武寧王の子,聖明王は,日本に仏教を伝えたことで知られております。』(平成13年12月18日)

さて神皇正統記を見ると、仲哀天皇の第四子である応神天皇の段に『昔、日本は三韓(馬韓・弁韓・辰韓)と同種の国であるという書物があり、それが桓武天皇の時代に焚書された。』という記述がある。

天皇陛下が、朝鮮とゆかりのあることは、桓武天皇の時代においてすら、まずいことだったのだろう。

出口王仁三郎には、その周辺に古史古伝ファンが集って、その霊眼でもって日本および天皇家の昔を探ろうとする人物が集まったようだ。

だが、当時は国家神道であり、薩長(特に朝鮮とは長州と関係が深い)への批判は許されず、また日韓併合後でもあったことから、慎重な言動であった。

むしろ、今の時代を見据えて、素戔嗚尊は、朝鮮に居たこともあるが、ユーラシア全域の支配者であったこともあるなどとして、天皇がいずれ再び世界のトップとして君臨することを、意識した発言に終始している。

出口王仁三郎は、桓武焚書については突っ込んだ発言はできなかった。だが、昭和神聖会から第二次大本事件という日本国弾圧モデルを実現させることを優先したことの意義を考えてみるべきだろう。

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