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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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21歳、社会に出ることと死

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◎家族相剋と社会、この長雨まで

OSHOバグワンの見立てでは、人は大体21歳近くで一回死に、それからはどんな人生であっても死後の存在だ(アティーシャの智恵の書下P237)とする。

コロナ自粛が緩和され、高校生が道路を自転車で逆走したり、電動ママチャリがこれまた時速12キロを超える爆走をするのが復活した。

高校生の疾走は、昔ながらだが、電動ママチャリは、小泉改革で年功序列の廃止と非正規雇用者が急増して、奥様が職場に出ざるを得なくなった結果である。主婦は絶滅危惧種となった。

アメリカに言われるがままの日本国民の貧困化は幼児期に与えるべき親の愛を希薄にし、本格的な家庭崩壊の原因となっている。

最後の時代の家庭内の親子兄弟の争いは、様々な古伝承、聖典に出ているとおりだが、50年前に日本でそういうことが本格的に起こることを想像していた人は少なかったのではないか。

そして、家庭にあっても孤独。透徹した孤独、孤独感は、ある種の統合失調症の症状でもあり、悟りを経た人物の心境にも見ることができる。

ただ単に生きるためには共働きをせねばならないこの時代。だがそれがゆえに結果は家庭の不安定になりがち。ソ連も共産中国も共働きが基本であって、一般に家庭という面では苛酷である。日本もその点では一気にその状態に接近した。

かくして、こうした社会に対する最後の砦である家庭が不安定な社会は、愛が不足となり、当然に相応に不安定なものとなる。

この6月中旬以来の梅雨前線による大雨連続もそれと同期していないとはいえないと思う。

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