◎肉体−12 死後の覚醒チャンスたち
クンダリーニ・ヨーガでよく言われるが、人間の生は、実は死の世界の一部分であるとは、どんなイメージなのか。
この部分がもっとも日常の生活感覚から離れてわかりにくい。要するに現代人が生の世界と考えているのは、肉体だけで、第二身体(エーテル体)から第七身体(中心太陽・大神)までは、死の世界なのである。この死の世界にはすべての他人、すべての世界、すべての時代が含まれている。人間は、その死の世界から生まれ、その死の世界へ帰って行くのである。そんなイメージである。
さて「肉体の死は悟りに連動しない」。この点は死の世界を説くチベット死者の書でほとんど明らかになっている。人間は死の直後に大悟覚醒の最大のチャンスを迎えるが大多数の人間はそのチャンスをものにすることができない。
ここではチベット死者の書に深入りはしないが、その後も最初のものほどではないが、覚醒のチャンスは繰り返し訪れ、それを逃した者には更に小さなチャンスが与えられる。こうした覚醒チャンスを逃しまくった末に次の転生に向かうことが、「肉体の死は悟りに連動しない」ことの証明になっているように感じられる。
なお日本では「人が死んだら仏になる」と言い習わすが、チベット死者の書からすれば、その意味が斟酌できる。仏になるチャンスは間違いなく万人に与えられているということなのだろうと思う。
さて「肉体死は自我の死の前段となり得る場合があるということ。」。
これについてもチベット死者の書の全体の流れはそれを裏付けていると言える。しかしその説明は、あくまで肉体死を経た後のことという限定されたシチュエーションの議論であることを忘れてはならない。
しかし「肉体死は自我の死の前段となり得る場合があるということ。」にはもう一つの意味がある。クンダリーニ上昇において、人の呼吸も脈拍も停止し、死を迎えるが、自我の死がその後起こるという意味である。
【ザ・ジャンプ・アウト 086】
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ここではチベット死者の書に深入りはしないが、その後も最初のものほどではないが、覚醒のチャンスは繰り返し訪れ、それを逃した者には更に小さなチャンスが与えられる。こうした覚醒チャンスを逃しまくった末に次の転生に向かうことが、「肉体の死は悟りに連動しない」ことの証明になっているように感じられる。
なお日本では「人が死んだら仏になる」と言い習わすが、チベット死者の書からすれば、その意味が斟酌できる。仏になるチャンスは間違いなく万人に与えられているということなのだろうと思う。
さて「肉体死は自我の死の前段となり得る場合があるということ。」。
これについてもチベット死者の書の全体の流れはそれを裏付けていると言える。しかしその説明は、あくまで肉体死を経た後のことという限定されたシチュエーションの議論であることを忘れてはならない。
しかし「肉体死は自我の死の前段となり得る場合があるということ。」にはもう一つの意味がある。クンダリーニ上昇において、人の呼吸も脈拍も停止し、死を迎えるが、自我の死がその後起こるという意味である。
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