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2月12日使いたち

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◎無数にある人間の生死の見方の一つ

悟っていない人は、肉体死を迎えてもまた輪廻再生する。だから欧州中世では、主星が月(月は肉体のシンボル)である蟹座は輪廻転生のサインである。カルデアの伝説に、7つの惑星が蟹座に集合するとき(大年の冬至)に世界に大洪水が起こり、7つの惑星が山羊座に集合するとき(大年の夏至)、全世界は火で焼き尽くされるというものがある。

大洪水の後、世界は再生し、世界焼尽の後、世界は再生するのだから、死と再生のポイントは蟹座であり月であることは、人間と地球に内蔵された神秘的メカニズムといえる
サビアンは、審神されていないので私は信用していない。

蟹座がこのように使われるように、特異な使われ方をする日がある。
まずOSHOバグワンの誕生日が1931年12月11日であって、ダンテス・ダイジの命日が、1987年12月11日。これは、最初から示し合わせて誕生してきたのだろうと思う。

さて出口王仁三郎の第一次大本教事件は、大正10年2月12日で、彼は松江で逮捕された。大正13年2月12日出口王仁三郎は、保釈(責付出獄)の身ながらモンゴルに高跳びを決意し、翌日出発した。一方ダンテス・ダイジの誕生日は、1950年2月12日であって、2月12日使いの流れは確かにある。彼は2月12日生まれの例としてリンカーンを挙げ、リンカーンは聖書に基づいて政治をしたが周囲の誰もそれに気がつかなかったことが、2月12日生まれの人物の特徴だというようなことを言っている。

ダンテス・ダイジの説明では、人間の輪廻転生は、A人がA人として転生するわけではなく、AはA‘やA’’として転生していく。彼の分霊の一つが、明治初期のオカルティスト本田親徳だが、出口王仁三郎は、本田親徳の最晩年に一度だけ会っている。分霊とはA’’みたいなもの。

さらにダンテス・ダイジの前世は、出口王仁三郎の早逝した男児とも語っており、本田親徳⇒出口王仁三郎⇒ダンテス・ダイジの流れは、知られざる近代日本のスピリチュアルの伏流にして本流と見れるように思う。

ダンテス・ダイジは、個の人間の輪廻転生は、無数にある人間の生死の見方の一つであって、霊がかりすぎるとして、その見方を唯一絶対として重視することは警戒した。
そこを自由に見ないと冥想の可能性は広がらないのだろう。個を脱することが目標なので、個にこだわっては先に行かない。


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