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チャクラと七つの身体−45

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◎肉体−28 ハイレベル・トランス−1 
○ハイレベル・トランスとは

ハイレベル・トランスとはどちらかいうと宗教体験、冥想技法の側であって、能動的に求めてトランスに入る技法が中心である。

宗教体験とは神とのコンタクト一般を言うが、コンタクト手法は大別して三種ある。それは、神に出会うこと、神と一体になること、神降ろしの三種である。

自意識が確立した人間であって、初めて神に出会うこと、神と一体になることが次なる進化の課題として登場する。しかし、歴史的に現代ほど個人意識が発達したのは極く最近である。つまり近代的自我が未確立な近代以前の社会では神とのコンタクト手法としては、どうしても、神降ろし=シャーマニズムであって、それまでは、神降ろしで神意を伺い、予言を賜るというのが、トランスの目的であったことが多かったのではないかと思う。

よって以下に述べるハイレベル・トランスの事例としては、半分以上が神降ろし=シャーマニズム系となる。

ただし神降ろし・憑依には、その中に更に3種あることを古神道の出口王仁三郎が述べていることを念頭に置くと、それぞれの事例のポジショニングをより容易に理解することができるのではないかと思う。そして神降ろしでは、降りてきた神の真偽高低を審神者が判定することも忘れてはならない。

『1.帰神
人間の精霊が直接大元神(主の神または大神)に向かって神格の内流を受け、大神と和合する状態

2.神懸(しんけん)
大神の御神格に照らされ、智慧証覚を得、霊国にあってエンゼルの地位に進んだ天人が、人間の精霊に下り来たり、神界の消息を人間に伝達すること。

3.神憑(しんぴょう)
 外部より、人件の肉体に侵入し罪悪と虚偽とを行うところの邪霊を悪霊または、副守護神というが、副守護神に侵入されたこの状態を神憑という。

チャネリング(交霊術)の達人には、神憑が多く、このような副守護神は、地獄の団体に籍を置き、人間の善霊を亡ぼし、肉体をも亡ぼそうとするもの。

大神が予言者と物語りたまう時は、太古すなわち神代の人間におけるがごとく、その内分(霊覚)に流入して、これと語りたまふことはない。大神は先ず、おのが化相をもって精霊を満たし、この満たされた精霊を予言者の体に遣わしたまふのである。ゆえにこの精霊は、大神の霊徳に充ちて、その言葉を予言者に伝ふるものである。かくのごとき場合は、神格の流入ではなくて伝達というべきものである。伝達とは、霊界の消息や大神の意思を現界人に対して告示する所為をいふのである。』
(霊界物語第48巻/天声社から引用)

なおハイレベル・トランスに入るためには、以下の実例以外にも様々な冥想技法があるわけだが、ここではそのすべてを尽くすわけにはいかない。

ハイ・レベル・トランスは天国に届くことがあるが、天国には地獄がつきもの。天国があれば地獄がある。

また言うまでもないが、ハイレベル・トランスに入れば必ず神とコンタクトできるというものでもない。天国と地獄を超えた先に神がある。

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