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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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疫病対策としてのひな祭り

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◎替代、紙人形

オカルティックなコロナ対策としては、妖怪アマビエが有名になった。これは熊本産なので、マスコミの宣伝によるところが大きいが、日本の疫病対策としては、雛祭りのお雛様が第一。

コロナ以前の時代から発展途上国では、平均寿命が30代、40代の国はざらにある。要するに医者が少なくて医療レベル自体もあまり期待できない国のことだが、日本だって、明治大正以前は似たようなものだった。

そこで疫病になる際の身代わりとして、ひな祭りの雛が家庭に鎮座し、家人の身代わりに疫病を受ける役割を負っていた。絵や人形を身代わりに疫病や災いを避けるのである。そして最後は、病気や災いを川や海に流す。

人間は肉体あってなんぼ。そして日本は、ひな祭りという疫病退散呪術が国家を挙げて津々浦々まで浸透していた国だったわけだ。

最近は霊を信じないとかいうが、今でも様々なお守りお札はもらうし、車のお祓いは受ける。今でも、日本は、真剣で大真面目な呪禁民族なのだ。

それは、微細身、霊的な事柄に抵抗が少ないということではあるが、メリットデメリットのみに奔れば地獄的な生き方になってしまうので、そこは注意すべき。

身代わりになってくれる替代、紙人形には口がないそうだ。口でそのシチュエイションを変えないという意味だろうか。身代わり本人とのリンクを返さないという意味だろうか。

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