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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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五乙女が毒茶で殺された話

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◎霊界物語第80巻五乙女

霊界物語は、全81巻だが終わりに近い第80巻第10章五乙女に、十人乙女ならぬ五乙女の話が出てくる。

既に全国土のほとんどは葭草のような毒草水奔草に覆われ、相当数の国民が毒に当たって命を落とし、更に悪鬼悪霊たる水奔鬼が跋扈跳梁し、生きている人間を襲い殺戮を繰り返し、更に相当数の犠牲者が出ている。

ところが水奔草の毒に中って生命を失った水奔鬼とは悪玉扱いではあるが、既に人間ではなく、いわゆるゾンビである。

ここに生き残りの人間を助けようと捜索隊が出るのだが、そこである破れ家に住む五乙女(名は、秋風、野分、夕霧、朝霧、秋雨)を発見し、これを監禁していた悪霊である譏(そし)り婆ア言霊にて退治する。

元は巫女さんだった五乙女は、元水奔鬼の譏り婆に言葉巧みに水奔草で作った毒茶を飲まされて生命を失い、今は精霊となっているので、もはや肉体の人間ではない。

霊界物語では、精霊が救出されても、人間に戻る話はない。五乙女は人間には戻れなかった。

譏り婆によれば、水奔茶を葭原の国の全国民に飲ませて生命を奪おうと目論んでいた由。

霊界物語では、最後は全土に広がった水奔草を大火で焼き尽くして退治するのだが、私は福島原発事故後は水奔草を放射性物質の害と見ていた。ところがここに来て、かなりの国民が〇〇を飲ませられるシーンを目の当たりにして、そうではないのかもしれないと思うに至っている。

譏り婆は、この場面では逃亡して次の作戦に移ったという。

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