◎わが身のメリットを思わず
2021年10月7日(木)22時41分頃、東京埼玉千葉を中心に震度5強M5.9の地震。帰宅困難者も多数発生、翌朝始発になっても動かない鉄道もある。首都圏で震度5強は、2011年の3.11東日本大震災以来とのこと。
3.11の前々日の3月9日に三陸沖震源の震度5弱M7.3の前震が発生したのを覚えている人も多いだろう。準備できるものは準備した方がよいでしょう。
出口王仁三郎は、地震を恐れないことを説く。
『地震
地震は壁が落ちたら外に出よ。地震がこわいようではいかぬ。こわがらないようにならねばいかぬ。
(昭和十九年十二月十五日)』
(新月の光 下巻/木庭次守/八幡書店P247から引用)
『壁が落ちたら』とは、土壁の一軒家が当たり前だった時代の話。マンション高層階ではさっさと外に出るわけにもいかない。
ただ地震を怖がらない状態とは、自分を守らない状態なのだろうと思う。自分が傷つけられようがどうなろうと、そんなことは自分の知ったことではない状態。つまり完全に利己、わがメリットを追求するということがなくなった状態なのだろうと思う。至善。
自分では髪の毛一本白くも黒くもできないが、いわんや地震時での自分が生き延びられるかどうかをや。
その先に、出口王仁三郎の地震鎮めがある。
1944年(昭和19年)12月7日午後1時35分の昭和東南海地震(震度6、M7.9、死者不明1223人)の最中に、出口王仁三郎は、神苑の根本に鎮魂し、天に向かって『鎮まれ』と二度叱咤(上掲書P239)。日本が沈没するところだったのを食い止めた。
第六身体、有、アートマン、宇宙と一体になる状態とはそういうものなのだろう。
地震を怖がらないということは、言うほど簡単ではない。
2021年10月7日(木)22時41分頃、東京埼玉千葉を中心に震度5強M5.9の地震。帰宅困難者も多数発生、翌朝始発になっても動かない鉄道もある。首都圏で震度5強は、2011年の3.11東日本大震災以来とのこと。
3.11の前々日の3月9日に三陸沖震源の震度5弱M7.3の前震が発生したのを覚えている人も多いだろう。準備できるものは準備した方がよいでしょう。
出口王仁三郎は、地震を恐れないことを説く。
『地震
地震は壁が落ちたら外に出よ。地震がこわいようではいかぬ。こわがらないようにならねばいかぬ。
(昭和十九年十二月十五日)』
(新月の光 下巻/木庭次守/八幡書店P247から引用)
『壁が落ちたら』とは、土壁の一軒家が当たり前だった時代の話。マンション高層階ではさっさと外に出るわけにもいかない。
ただ地震を怖がらない状態とは、自分を守らない状態なのだろうと思う。自分が傷つけられようがどうなろうと、そんなことは自分の知ったことではない状態。つまり完全に利己、わがメリットを追求するということがなくなった状態なのだろうと思う。至善。
自分では髪の毛一本白くも黒くもできないが、いわんや地震時での自分が生き延びられるかどうかをや。
その先に、出口王仁三郎の地震鎮めがある。
1944年(昭和19年)12月7日午後1時35分の昭和東南海地震(震度6、M7.9、死者不明1223人)の最中に、出口王仁三郎は、神苑の根本に鎮魂し、天に向かって『鎮まれ』と二度叱咤(上掲書P239)。日本が沈没するところだったのを食い止めた。
第六身体、有、アートマン、宇宙と一体になる状態とはそういうものなのだろう。
地震を怖がらないということは、言うほど簡単ではない。