◎肉体−41
◎光明を得れば肉体と脳はかき乱される
◎真理は語れない
OSHOが語る悟った者の生存確率の低い話。これは、悟りを求める人にとっては、クリティカルな問題である。そしてこの問題は、将来起こると考えられている同時大量集団アセンションの結果起こるだろうことに大きなサジェスチョンを与える。
すなわち、いろんな預言者がビジョンで見ているとおり、アセンションで悟り、その試練をパスする人は思ったよりかなり少ないだろうってことである。
『こういうことが一度も言及されないのはそのためだろう。光明を得ること自体が肉体と脳をかき乱すとは、どんな聖典にも書かれていない。
だが私は、すべてをまさにあるがままに言いたい。というのは、私の理解では、興味がない人たちが興味を持つようにはならないし、また興味を持っている人たちは、どんな真理によっても邪魔されるはずはないからだ。そして実際、その人たち、そのことを前もって知っておいた方がいいだろう。
光明を得ることは,確かに精神身体的健康を大いにかき乱す。なぜなら、それは肉体がそのために準備され、用意のできているものではないからだ。光明を吸収できるようなものを、自然は何ひとつ肉体の中に組み込んではいない。突然、山が自分の上に落ちてくる−−−人は押し潰されずにはいない。
なぜ十人のうちの九人が沈黙にとどまるのか?これまで言われてきたことはせいぜい、「真理は語れないからだ」ということだった。それは真実だが、言及されていないもっと重要なことがある。
十人のうち九人の頭脳が働かなくなる。その人たちは、もはや話すために大脳のメカニズムを使うことができない。そこでむしろ、黙っていた方がいいと感じる。
彼らは自分の大脳のメカニズムが、もはや機能する状態にないことを完全に理解する。』
(神秘家の道/OSHO/市民出版社P488−489から引用)
この文章に続いて、脳が破壊されるのは、大脳の細胞が光の途方もない衝撃で脳内細胞、脳内神経をかき乱すからだという説明を行っているが、呼吸停止による脳の酸欠も影響があるのではないだろうか。
昨今大手を振って、アセンションだとか、フォトンベルトで皆光明を得ると宣伝する手合いがいる。しかし光明を得る、悟りを得るとは、かくも「この世的な価値観」からは問題があるのである。
それでも、光明の絶対性に疑いを持たない冥想家にとっては、そんなことなど、何のその。しばしば彼らが、それによって脳が破壊されることすらも何とも思っていないことを見聞きして、驚かされるものだ。
たとえ脳が破壊されても本当の自分が傷ついたり滅びたりするものではないことを、彼らは知っているからである。
悟りの社会性、真理・光明を得た人の社会復帰、そうした問題は、社会全体から見れば、ごく一部の宗教オタク、冥想オタクの課題に過ぎないように見えるが、逆に窮極を視野に据えた冥想によってこそ文明全体の展望が開けるという点からは、本来、無視できない、社会全体にとって重要な問題として、浮上してくるはずのものだと思う。
アセンション、アセンションと気軽に言うが、全身全霊を賭けるというのは、そういう側面から逃れられないと思う。
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『こういうことが一度も言及されないのはそのためだろう。光明を得ること自体が肉体と脳をかき乱すとは、どんな聖典にも書かれていない。
だが私は、すべてをまさにあるがままに言いたい。というのは、私の理解では、興味がない人たちが興味を持つようにはならないし、また興味を持っている人たちは、どんな真理によっても邪魔されるはずはないからだ。そして実際、その人たち、そのことを前もって知っておいた方がいいだろう。
光明を得ることは,確かに精神身体的健康を大いにかき乱す。なぜなら、それは肉体がそのために準備され、用意のできているものではないからだ。光明を吸収できるようなものを、自然は何ひとつ肉体の中に組み込んではいない。突然、山が自分の上に落ちてくる−−−人は押し潰されずにはいない。
なぜ十人のうちの九人が沈黙にとどまるのか?これまで言われてきたことはせいぜい、「真理は語れないからだ」ということだった。それは真実だが、言及されていないもっと重要なことがある。
十人のうち九人の頭脳が働かなくなる。その人たちは、もはや話すために大脳のメカニズムを使うことができない。そこでむしろ、黙っていた方がいいと感じる。
彼らは自分の大脳のメカニズムが、もはや機能する状態にないことを完全に理解する。』
(神秘家の道/OSHO/市民出版社P488−489から引用)
この文章に続いて、脳が破壊されるのは、大脳の細胞が光の途方もない衝撃で脳内細胞、脳内神経をかき乱すからだという説明を行っているが、呼吸停止による脳の酸欠も影響があるのではないだろうか。
昨今大手を振って、アセンションだとか、フォトンベルトで皆光明を得ると宣伝する手合いがいる。しかし光明を得る、悟りを得るとは、かくも「この世的な価値観」からは問題があるのである。
それでも、光明の絶対性に疑いを持たない冥想家にとっては、そんなことなど、何のその。しばしば彼らが、それによって脳が破壊されることすらも何とも思っていないことを見聞きして、驚かされるものだ。
たとえ脳が破壊されても本当の自分が傷ついたり滅びたりするものではないことを、彼らは知っているからである。
悟りの社会性、真理・光明を得た人の社会復帰、そうした問題は、社会全体から見れば、ごく一部の宗教オタク、冥想オタクの課題に過ぎないように見えるが、逆に窮極を視野に据えた冥想によってこそ文明全体の展望が開けるという点からは、本来、無視できない、社会全体にとって重要な問題として、浮上してくるはずのものだと思う。
アセンション、アセンションと気軽に言うが、全身全霊を賭けるというのは、そういう側面から逃れられないと思う。
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