◎艮の金神、金勝要神が竜宮館に出現
出口王仁三郎の霊界物語によると、天国の下に霊国がある。
天国はすべて大神の祭司的国土にして大神の御住所である。霊国は大神の王土にして之を王座又は瑞の宝座とも云う。(霊界物語第52巻第2章哀別の歌)
霊国の方に天の高天原と地の高天原があって、地の高天原に黄金で作られた館があり、これが竜宮城。竜宮は主として竜神の集まる所で、竜神が解脱して美しい男女の姿と生れ更る神界の修業所である。
また竜神は実に美しい男女の姿を顕現することができるが、天の大神に仕へ奉る天人に比べると、その神格と品位において著しく劣つている。また何ほど竜宮が立派であっても、竜神は畜生の部類を脱することはできないから、人界よりも一段下に位している。ゆえに人間界は竜神界よりも一段上で尊く、優れて美しい身魂であるから神に代って、竜神以上の神格を神界から賦与されているものである。
しかしながら人間界がおいおいと堕落し悪化し、当然上位にあるべき人間が、一段下の竜神を拝祈するようになり、ここに身魂の転倒を来すこととなつた。(霊界物語 第1巻第23章 黄金の大橋)
神界においては国常立尊が厳の御魂と顕現され、神政発揚直の御魂変性男子を機関とし、豊雲野尊は神息統合の御魂を機関とし、地の高天原より三千世界を修理固成せむために竜宮館に現はれたもうた。
更に大地の金神、金勝要神が、国常立尊の出現とともに、天運循環して一切の苦を脱し、世界救済のため陸の竜宮館に顕現された。この神人は稚姫君命の第五女の神である。この金勝要神が地球中心界の全権を掌握して修理固成の大業を遂げ、国常立尊へ之を捧呈し、国常立大神は地の幽界を総攬される御経綸である。(霊界物語 第1巻第24章 神世開基と神息統合)
この竜宮館はいかにも唐突に登場しているが、ここに艮の金神が世界救済のため竜宮館に出現したのを受け、出口王仁三郎は本部に竜宮館を建造し、そこで霊界物語を執筆している。竜宮館は至高のステージではないが、そこを舞台に攻防戦、玉取り合戦、国取り合戦が行われるのが霊界物語のメイン・シナリオ。
唯物論は用いることはできないが、一方で心的な価値すらも、また精神的に価値あるものすらも最後の段階では捨て去らねばならないということがある。
竜宮は出口王仁三郎の頻出キーワードだが、改めて整理してみた。現界は、動物性という下方3チャクラを残した人間が神に成るステージである。
出口王仁三郎の霊界物語によると、天国の下に霊国がある。
天国はすべて大神の祭司的国土にして大神の御住所である。霊国は大神の王土にして之を王座又は瑞の宝座とも云う。(霊界物語第52巻第2章哀別の歌)
霊国の方に天の高天原と地の高天原があって、地の高天原に黄金で作られた館があり、これが竜宮城。竜宮は主として竜神の集まる所で、竜神が解脱して美しい男女の姿と生れ更る神界の修業所である。
また竜神は実に美しい男女の姿を顕現することができるが、天の大神に仕へ奉る天人に比べると、その神格と品位において著しく劣つている。また何ほど竜宮が立派であっても、竜神は畜生の部類を脱することはできないから、人界よりも一段下に位している。ゆえに人間界は竜神界よりも一段上で尊く、優れて美しい身魂であるから神に代って、竜神以上の神格を神界から賦与されているものである。
しかしながら人間界がおいおいと堕落し悪化し、当然上位にあるべき人間が、一段下の竜神を拝祈するようになり、ここに身魂の転倒を来すこととなつた。(霊界物語 第1巻第23章 黄金の大橋)
神界においては国常立尊が厳の御魂と顕現され、神政発揚直の御魂変性男子を機関とし、豊雲野尊は神息統合の御魂を機関とし、地の高天原より三千世界を修理固成せむために竜宮館に現はれたもうた。
更に大地の金神、金勝要神が、国常立尊の出現とともに、天運循環して一切の苦を脱し、世界救済のため陸の竜宮館に顕現された。この神人は稚姫君命の第五女の神である。この金勝要神が地球中心界の全権を掌握して修理固成の大業を遂げ、国常立尊へ之を捧呈し、国常立大神は地の幽界を総攬される御経綸である。(霊界物語 第1巻第24章 神世開基と神息統合)
この竜宮館はいかにも唐突に登場しているが、ここに艮の金神が世界救済のため竜宮館に出現したのを受け、出口王仁三郎は本部に竜宮館を建造し、そこで霊界物語を執筆している。竜宮館は至高のステージではないが、そこを舞台に攻防戦、玉取り合戦、国取り合戦が行われるのが霊界物語のメイン・シナリオ。
唯物論は用いることはできないが、一方で心的な価値すらも、また精神的に価値あるものすらも最後の段階では捨て去らねばならないということがある。
竜宮は出口王仁三郎の頻出キーワードだが、改めて整理してみた。現界は、動物性という下方3チャクラを残した人間が神に成るステージである。