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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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核戦争の懸念と古事記予言

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◎人類は、天国と地獄双方を越えねばならない

2022年4月13日のNHK「ニュースウオッチ9」で、国際政治学の専門家で東京大学の藤原帰一客員教授が、ロシアによる核使用の可能性と対策の方向性を正面から論じていた。ロシアは日本にとって敵国となり、そうなった以上は、核攻撃にさらされるリスクがあり、また国連機能の限界を露呈したことで、「仁義なき国際戦争」が始まった。

2022年2月中旬までは、「今日の香港は、明日の台湾、あさっての日本」などと嘯いていたが、日本はロシアに隣接しているからには、「今日のウクライナは明日の日本」であることに気がついた人が段々増えてきた。

ネットでは、ロシアの日本侵攻予言を出しているのは出口王仁三郎だけだから、にわかに瑞能神歌が注目されているのは、注目されないよりはよい。なお続瑞能神歌というのもあるが、これは私は偽作だと思っている。

出口王仁三郎は、瑞能神歌のようなネガティブ予言を出す時には、必ず最後には、救済として「七福神の宝船」などを示していた。
出口王仁三郎は、霊界物語を示して脱霊界的世界観の方向性を出し、まずは人は天国的に生きるべきを示した。

出口王仁三郎の時代は、日清、日露、日中戦争、太平洋戦争と戦争につぐ戦争の時代。だからこそ天国的な生き方を称揚せざるを得なかったが、恒久世界平和、世界の武装解除たる弥勒神政の実現のためには、人類は、天国と地獄双方を越えねばならない。それが、古事記の天の安の河原での誓約。これは、出口王仁三郎の別の言い方では、奥の奥には奥がある、になる。

古事記仲哀天皇の段で、仲哀天皇は神託に逆らって反乱軍討伐の軍を出したら、なまなまに琴を弾じている内に誰にも知られることなく崩御されていたというエピソードがある。
仲哀天皇の段は、日本の立替にからむ部分で重要である。

出口王仁三郎予言を読むなら、せめて霊界物語の古事記言霊解も読むべきだろう。

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