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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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生、愛、知-巨乳好きと乳離れ

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◎表面の理不尽を自分を見つめるきっかけに

OSHOバグワンは、臍が生のセンターであり最も深い。なぜならばそれははるか彼方の生エネルギーの源とつながっているからだとする。これは、霊線、クンダリーニのエネルギーコードにして、古事記の筒男であって、円筒形の生エネルギー

子供は胎児にあっては、母親の臍とつながっている。そして出生後、母親の乳房とつながっている。OSHOバグワンは、その次に深いセンターは胸の愛のセンターだとする。

彼は、子供の最初の体験が父母に対する信頼や感謝や尊敬であってこそ、神に対する同じ感覚が育つ。だから子供本人が乳離れの準備ができる前に強制的に離乳させるのは、敬神という点では有害であり、愛のセンター、アナハタ・チャクラの健全な成長を阻害すると述べる。

かくして強制的に早期乳離れを強いられた男性が、その欲求不満を「巨乳好き」や痴漢、女性へのいやがらせという形で残す。これは彼の大胆な仮説だが、そのようなものなのだろう。

また早期乳離れは、本来臍の生のセンターの役割であるセックスを、頭の思考センター(アジナー(眉間のチャクラ))でやるという倒錯を発生せしめる。これがネットポルノ全盛の淵源であり、また核家族化、貧困化を原因とした産休後の早い時期からの共働きで発生している現実の結果なのだろう。
(以上参照:インナー・ジャーニー/ OSHO/市民出版社P46-52)

OSHOバグワンは、女性が教育を受ければ受けるほど社会にこの傾向が強まるとも指摘しており、電動自転車で乳幼児を送迎する母親はその代表的風物である。

つまり今の日本社会は、ポルノや性的欲求不満発生が社会システムに組み込まれており、ナイーブな人ほどそれから脱却できないように仕組まれている。痴漢しないようにしましょう、ポルノを見たがる人のための哀れなAV女優を救済しましょう、女性を蔑視しないようにしましょうなどとフェミニズム的道徳施策は立てられるが、その内実はマッチポンプである。

昔さるカルト教団が上位下達で殺人を実行せしめたが、違法AVも芸能プロダクションが女優に因果を含めて契約させて出演させるということがあるのかもしれないし、また借金で首の回らなくなった多重債務者を鉄砲玉に仕立てるというようなこともあるのかもしれない。そうした理不尽は、ネットの時代には、結構洞察できるものだが、それは表面であり、根っこは自分の側にあることこそ感じるべきなのだろう。
 
正常な男女関係、正常な人間関係、正常な神仏と人との関係、こうしたものへの突破口は、道徳でもマナーでもエチケットでも法規制でもなく、結局自分の日々の冥想からはじまるのだ。

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