◎土星サトゥルヌスは曲がった鎌で人類を絶滅させる。
魔術師メルリヌスの予言から。天体運行の異常から人類絶滅。
『(73)太陽の輝きが水星メルクリウスの琥珀で色褪せ、これを目撃している人びとは恐怖で身震いするであろう。アルカディアで生まれた水星メルクリウスは楯を変えて、火星マルスの兜は金星ウェヌスに呼びかけるであろう。火星マルスの兜は影を落とし、水星メルクリウスは激怒してその軌道を踏み外すであろう。
鉄の猟師オリオン座はその剣を抜くであろう。海の太陽フォエブスは雲をかき乱すであろう。木星ユピテルはいつもの軌道を外れ、金星ウェヌスは既定の軌道を捨て去るであろう。
土星サトゥルヌスの悪意は雨のように地上に降り注ぎ、曲がった鎌で人類を絶滅させるであろう。』
(ブリタニア列王史/ジェフリー・オヴ・モンマス/南雲堂フェニックスP203から引用)
※フォエブスは太陽神
太陽は、中心太陽のイメージで太陽光が琥珀色に曇らされる前兆があり、心ある人は身震いする。
アルカディアはヘルメスの生まれ故郷(ペロポネソス半島にある)。水星、金星、火星、木星、土星の惑星運行の乱れが発生するが、その先鞭はヘルメスがつける。
七惑星は、七チャクラに照応し、その照応は以下。
頭頂のサハスラーラ・チャクラは、太陽であり、
眉間のアジナー・チャクラは、月であり、
喉のヴィシュダ・チャクラは、水星であり、
胸のアナハタ・チャクラは、金星であり、
臍のマニピュラ・チャクラは、火星であり、
丹田のスワジスターナ・チャクラは、木星であり、
会陰のムラダーラ・チャクラは、土星となる。
ヘルメスの先行に対し、オリオン座が剣を抜くとは意味深長である。オリオン座は、出口王仁三郎の身体のオリオン座のあざで彼の故地がオリオン座であることを示し、また彼は、2度にわたり計10年弱牢獄にあったが、それはオリオン座の星の配置が囚人の囚の字に似ている(四角星に囲まれた三ツ星)からと説明している。
ヘルメスは、人類未来へのパイロット(水先案内人)にして、人類の帰趨を決めるいたずらを行うトリックスターであるが、クリシュナと現れ、ダンテス・ダイジと現れ、インドの大聖ババジのように人類が危険な時期に差し掛かると先行して登場する。
この近代西欧文明という悟りの香気の薄い中有タイプの文明は、火星のマニピュラ・チャクラから金星のアナハタ・チャクラに進むのがマクロの既定路線。
そうなるためには、悪意でもって人類を刈り取らねばならぬという幻視がこの一段である。
しかしながら次に救済の記述が続く。
魔術師メルリヌスの予言から。天体運行の異常から人類絶滅。
『(73)太陽の輝きが水星メルクリウスの琥珀で色褪せ、これを目撃している人びとは恐怖で身震いするであろう。アルカディアで生まれた水星メルクリウスは楯を変えて、火星マルスの兜は金星ウェヌスに呼びかけるであろう。火星マルスの兜は影を落とし、水星メルクリウスは激怒してその軌道を踏み外すであろう。
鉄の猟師オリオン座はその剣を抜くであろう。海の太陽フォエブスは雲をかき乱すであろう。木星ユピテルはいつもの軌道を外れ、金星ウェヌスは既定の軌道を捨て去るであろう。
土星サトゥルヌスの悪意は雨のように地上に降り注ぎ、曲がった鎌で人類を絶滅させるであろう。』
(ブリタニア列王史/ジェフリー・オヴ・モンマス/南雲堂フェニックスP203から引用)
※フォエブスは太陽神
太陽は、中心太陽のイメージで太陽光が琥珀色に曇らされる前兆があり、心ある人は身震いする。
アルカディアはヘルメスの生まれ故郷(ペロポネソス半島にある)。水星、金星、火星、木星、土星の惑星運行の乱れが発生するが、その先鞭はヘルメスがつける。
七惑星は、七チャクラに照応し、その照応は以下。
頭頂のサハスラーラ・チャクラは、太陽であり、
眉間のアジナー・チャクラは、月であり、
喉のヴィシュダ・チャクラは、水星であり、
胸のアナハタ・チャクラは、金星であり、
臍のマニピュラ・チャクラは、火星であり、
丹田のスワジスターナ・チャクラは、木星であり、
会陰のムラダーラ・チャクラは、土星となる。
ヘルメスの先行に対し、オリオン座が剣を抜くとは意味深長である。オリオン座は、出口王仁三郎の身体のオリオン座のあざで彼の故地がオリオン座であることを示し、また彼は、2度にわたり計10年弱牢獄にあったが、それはオリオン座の星の配置が囚人の囚の字に似ている(四角星に囲まれた三ツ星)からと説明している。
ヘルメスは、人類未来へのパイロット(水先案内人)にして、人類の帰趨を決めるいたずらを行うトリックスターであるが、クリシュナと現れ、ダンテス・ダイジと現れ、インドの大聖ババジのように人類が危険な時期に差し掛かると先行して登場する。
この近代西欧文明という悟りの香気の薄い中有タイプの文明は、火星のマニピュラ・チャクラから金星のアナハタ・チャクラに進むのがマクロの既定路線。
そうなるためには、悪意でもって人類を刈り取らねばならぬという幻視がこの一段である。
しかしながら次に救済の記述が続く。