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チャクラと七つの身体−88

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◎エーテル体−25
3.エーテル体の性質 呼吸−5
◎管の中を動く風−2

シャーンデイルヤ・ウパニシャッドを中心とした説明の続きです。

4.ウダーナ(上風)
あらゆる関節に存在している。身体を挙げたり起こしたりするのは、ウダーナ(上風)の作用である。
魂の科学」P192では、『身体が倒れたりすることなく、立っていられるようにさせたり、胃から食べたものを吐き出させたりする』働きとする。

聖ヴィヤーサのヨーガ・スートラの解説によると『また死ぬ時、上に行く、そしてこの(上に行く)ことを(ウダーナ気)の支配によって得る。』(「魂の科学」P192)とあり、上に上がるパワーのことである。これが、例の上方へと向かうエネルギーのことだろうと思う。

このエネルギーの物質レベルへの応用が解禁されるのは、次の時代のことだろう。現代に解禁される意味はないと思う。というのは、人類は核兵器という人類全体の自殺手段を有しているからで、更にその他の自滅手段を有する必要はないと、神々はお考えではないのではなかろうか。今の人類にそれを与えるのは、善悪もわきまえないきちがいに刃物のようなものである。

物質レベルへの応用と言えば、肉体を数メートル宙に浮かせることも、一見その一種とも考えられる。ところが、明治から昭和にかけての宗教家出口王仁三郎は、「宙に浮いたその下の空間を、真剣で切れば血が流れる」と評しており、ウダーナ(上風)とは、別の作用であるように思う。 ウダーナ(上風)の作用では落下することはないのではないか。未来には落ちない飛行機があるというビジョン(幻視)をする人がいるが、そのエネルギーが、ウダーナ(上風)ではなかろうか。

ウダーナ(上風)がクンダリーニの上昇のエネルギーであるとすれば、エーテルは半物質の世界だが、半物質の次元だけでなく、最後のブラフマンの次元までの6つの次元を貫く不可思議なエネルギーであるということになる。

5.ヴィヤーナ(介風)
  耳、眼、胯(また)、踝、鼻、頸、臀の部分に通じている。捨て去り、取り入れる動作などは、ヴィヤーナ(介風)の作用である。

6.その他五風
 その他五風は、ナーガ(龍風)、クールマ(亀風)、クリカラ(鷓鴣(シャコ)風)、デーヴァダッタ(天授風)、ダナンジャヤ(勝財風)。
つばきを吐くのは、ナーガ(龍風)の作用(口に所在)。
まばたきは、クールマ(亀風)の作用(瞼に所在)。
くしゃみは、(鷓鴣(シャコ)風)の作用(喉に所在)。
疲労倦怠、あくび、くしゃみは、デーヴァダッタ(天授風)の作用(鼻の中に所在)。
痰は、ダナンジャヤ(勝財風)の作用(肉体全体に所在)。

【ザ・ジャンプ・アウト 141】

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