◎アストラル体−1
1.霊がかりを排す-1
現代宗教の最大の特質は霊がかり、神がかりを排除するという点にある。
およそ神に直接コンタクトする方法は、3種ある。一つはクンダリーニ・ヨーガで、死の世界から神との合一を目指す。二番目は只管打坐で、生の世界から直接神に合一(身心脱落)するもの。三番目は、神降ろし・神がかり・霊がかりで、文字通り主神をその身に懸らせるもの。これはチャネリングでもあり、シャーマニズムでもある。
三種のどれも簡単なものではないが、文化人類学者のシャーマニズムに関する調査によって、シャーマニズムは、神がかりによるものが大半であることが知られており、世界中の町や村落に広汎に分布している伝統あるものであった。
20世紀前半までは、悟りはごく一部の精神的エリートのものであった。そういった状況下では、神がかり・霊がかり・シャーマニズムにより主神の意向を知るというのは、意義あることだったと思う。つまり、自意識が十分に発達していない人が大半である社会において、上意下達のスタイルで宗教組織全体を進歩向上させていこうとするためにシャーマニズム・霊がかりを用いることで、成果は上がっていたものだと思う。
ところが20世紀後半以降、自意識の充分な発達により、個々人が自分の悟りの実現を意識的に無意識的に課題とする社会となったところで、霊がかり・神がかりは、事実上その役割を終えたかに見える。すなわち万人に主神を霊がかりさせるのはほとんど不可能なのであることが大正時代の終わりにははっきりしたのである。
神がかり・霊がかりの舞台はアストラル体。アストラル体こそ神がかり・霊がかりの本丸であって、21世紀人類の進化に際しては、あくまでゴールではなく通過点に過ぎないものと位置づけなければならないものである。
ところが、チャネリング・シャーマニズム・霊がかり・神がかりに問題があることとは思っていない人が大半である。意外なことかも知れないが、『霊がかりを排す』ことこそ、20世紀に出現したアヴァターラ(覚者)達の主要テーマの一つだったように思われる。
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三種のどれも簡単なものではないが、文化人類学者のシャーマニズムに関する調査によって、シャーマニズムは、神がかりによるものが大半であることが知られており、世界中の町や村落に広汎に分布している伝統あるものであった。
20世紀前半までは、悟りはごく一部の精神的エリートのものであった。そういった状況下では、神がかり・霊がかり・シャーマニズムにより主神の意向を知るというのは、意義あることだったと思う。つまり、自意識が十分に発達していない人が大半である社会において、上意下達のスタイルで宗教組織全体を進歩向上させていこうとするためにシャーマニズム・霊がかりを用いることで、成果は上がっていたものだと思う。
ところが20世紀後半以降、自意識の充分な発達により、個々人が自分の悟りの実現を意識的に無意識的に課題とする社会となったところで、霊がかり・神がかりは、事実上その役割を終えたかに見える。すなわち万人に主神を霊がかりさせるのはほとんど不可能なのであることが大正時代の終わりにははっきりしたのである。
神がかり・霊がかりの舞台はアストラル体。アストラル体こそ神がかり・霊がかりの本丸であって、21世紀人類の進化に際しては、あくまでゴールではなく通過点に過ぎないものと位置づけなければならないものである。
ところが、チャネリング・シャーマニズム・霊がかり・神がかりに問題があることとは思っていない人が大半である。意外なことかも知れないが、『霊がかりを排す』ことこそ、20世紀に出現したアヴァターラ(覚者)達の主要テーマの一つだったように思われる。
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