◎死者との違い
『現界に生きて居る人間の霊魂を見ると、現人と同形の霊体を持っているが、亡者の霊魂に比べると一見して生者と亡者の霊魂の区別が判然する。
生者の霊体(霊魂)は、円い霊衣を身体一面に被って居るが、亡者の霊体は頭部は山形に尖り三角形の霊衣をまとっている。それも腰から上のみ霊衣を着し、腰以下に霊衣はない。
幽霊に足がないと俗間に云うのもこの理に基づくのである。
また徳高きものの霊魂はその霊衣極めて大きく厚く大きく光沢強くして人を射る如く、且つよく人を統御する能力を持って居る。
現代は斯くの如き霊衣の立派な人間が少ないので大人物と云わるる者が出来ないのである。現代の人間はおいおい霊衣が薄くなり、光沢は放射する事なく、あたかも邪神界の神々の着ている霊衣の如く、少しの権威もないように霊眼で見られるのである。
大病人などを見るとその霊衣は最も薄くなり、頭部の霊衣はやや山形になりかけて居るのも今までに沢山見たことがある。
いつも大病人を見舞うたびにその霊衣の厚薄と円角の程度によって判断を下すのであるが百発百中である。
何程名医が匙を投げた大病人でも、その霊衣を見て厚くかつ光が存しておればその病人は必ず全快するのである。これに反して天下の名医や博士が生命は大丈夫だと断定した病人でもその霊衣がやや三角形を呈したり紙の如く薄くなって居たら、その人は必ず死んでしまうものである。』(続く)
(出口王仁三郎全集第五巻/出口王仁三郎/あいぜん出版から引用)
まず霊衣とは、エーテル体かアストラル体かということについて。
この文では、亡者にも霊衣があるとしているので、アストラル体のこととわかる。エーテル体は死後まもなく崩壊するからである。従って霊衣とは、アストラル体の外皮のようなものだろうと知れる。
四柱推命でも、アストロロジーでも、易でも人の死期を知るのは最大の眼目の一つであるが、このレベルの霊眼を開けば、まず占断を誤ることはないだろうし、命式を見たり、ホロスコープを眺めたりする必要もなくなってしまう。
寿命が長いことがその人にとって幸福かどうかという問題は、これとは別の問題ではある。
そこで徳高き者が霊衣が厚く光沢が強いとあるので、どうすれば、徳を高くできるかということになる。
また、「徳が高い」ことに価値があるという考え方そのものが、もうほとんど顧慮されない時代になっているので、徳が高いということの意味を更に掘り下げる必要がある。(続く)
【チャクラと七つの身体−156】
◎アストラル体−25
2.アストラル体の性質−6 死の世界への入り口-4
【ザ・ジャンプ・アウト210】
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『現界に生きて居る人間の霊魂を見ると、現人と同形の霊体を持っているが、亡者の霊魂に比べると一見して生者と亡者の霊魂の区別が判然する。
生者の霊体(霊魂)は、円い霊衣を身体一面に被って居るが、亡者の霊体は頭部は山形に尖り三角形の霊衣をまとっている。それも腰から上のみ霊衣を着し、腰以下に霊衣はない。
幽霊に足がないと俗間に云うのもこの理に基づくのである。
また徳高きものの霊魂はその霊衣極めて大きく厚く大きく光沢強くして人を射る如く、且つよく人を統御する能力を持って居る。
現代は斯くの如き霊衣の立派な人間が少ないので大人物と云わるる者が出来ないのである。現代の人間はおいおい霊衣が薄くなり、光沢は放射する事なく、あたかも邪神界の神々の着ている霊衣の如く、少しの権威もないように霊眼で見られるのである。
大病人などを見るとその霊衣は最も薄くなり、頭部の霊衣はやや山形になりかけて居るのも今までに沢山見たことがある。
いつも大病人を見舞うたびにその霊衣の厚薄と円角の程度によって判断を下すのであるが百発百中である。
何程名医が匙を投げた大病人でも、その霊衣を見て厚くかつ光が存しておればその病人は必ず全快するのである。これに反して天下の名医や博士が生命は大丈夫だと断定した病人でもその霊衣がやや三角形を呈したり紙の如く薄くなって居たら、その人は必ず死んでしまうものである。』(続く)
(出口王仁三郎全集第五巻/出口王仁三郎/あいぜん出版から引用)
まず霊衣とは、エーテル体かアストラル体かということについて。
この文では、亡者にも霊衣があるとしているので、アストラル体のこととわかる。エーテル体は死後まもなく崩壊するからである。従って霊衣とは、アストラル体の外皮のようなものだろうと知れる。
四柱推命でも、アストロロジーでも、易でも人の死期を知るのは最大の眼目の一つであるが、このレベルの霊眼を開けば、まず占断を誤ることはないだろうし、命式を見たり、ホロスコープを眺めたりする必要もなくなってしまう。
寿命が長いことがその人にとって幸福かどうかという問題は、これとは別の問題ではある。
そこで徳高き者が霊衣が厚く光沢が強いとあるので、どうすれば、徳を高くできるかということになる。
また、「徳が高い」ことに価値があるという考え方そのものが、もうほとんど顧慮されない時代になっているので、徳が高いということの意味を更に掘り下げる必要がある。(続く)
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