◎自己実現のマニピュラ・チャクラから愛のアナハタ・チャクラへの上昇
クンダリーニ・ヨーガで、冥想による肉体死から先へ進む話は、柳華陽や呂洞賓、出口王仁三郎にもあり、明恵にもそれらしい話が出てくる。
メンタル体らしきもので体外離脱するエピソードがそれとはっきり書かれているのは、柳華陽とダンティス・ダイジになるだろうか。そのから先のことを指して、死の世界を究めると言っているのだと思う。それ以外のウパニシャッドなどでは暗喩または断片的に描かれているものしかない。
それほどクンダリーニの上昇ステップというのは、一般人にとって危険な知識として秘密にされてきた。こうした中で、それでも理屈を示さなければ納得しない知性の高い現代人向けに情報が開示されたのだろうと思う。というのは、ステップがわかったとしてもそのルートを現実に進むことのできる人は極めて少ないと思われるからである。
ダンテス・ダイジの物語るメンタル体離脱以後のステップはこうなっている。詳説はしていないので推察するしかない部分が多いが、以下のステップでメンタル体が登場するのは、(2)だけであり、頭頂から肉体を脱出するのが、メンタル体なのだろうと思う。
(1)頭頂から肉体を離脱する。
(2)メンタル体意識は消滅する。
(3)コーザル体は6つの次元を越えて、中心太陽に向かって上昇していく。
コーザル体は、最後の個人性・個別性を残してはいるが、完全な透明な光明意識である。そして個別性を残しながらすべてを見る局面があると彼は語っている。
(4)上昇しつつアートマンであることに目覚める。
(5)アートマンとブラフマンの合体
(6)モクシャ(実在・意識・至福)
(7)肉体への帰還
メンタル体離脱以後には、通俗的アストラル世界、つまり霊界にはまったくこだわりなく進んでしまっていることに注目すべきだろう。ここは霊界を相手にせず進んでしまうのだろう。
またステップということでいえば、メンタル体、コーザル体、アートマン、ブラフマンとステップを駆け上がるが、同一3次元エリア内ですべてのステップが展開するようなものではなく、ボディが変わる都度、別の宇宙別の次元に移行するものであり、世間の常識人の想像を完全に超えたものとなっている。
「生きとし生けるものはすべて、限りない回数、死しては生まれ変わってきている。彼らはこの名状しがたい光明(『原初の光』)を幾度となく体験しているにも関わらず、無知の闇に妨げられて、無限の輪廻を果てし無くさまよっている。」
パドマサンバヴァ(仏教をチベットに伝えた人)
こうした状態のなかで、いまの文明のテーマは、メンタル体における自己実現のマニピュラ・チャクラから愛のアナハタ・チャクラへの上昇となっている。
【チャクラと七つの身体−255】
◎メンタル体−5
2.クンダリーニ・ヨーガ−1
☆ダンテス・ダイジのメンタル体離脱以後のルート
(ザ・ジャンプ・アウト309)
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クンダリーニ・ヨーガで、冥想による肉体死から先へ進む話は、柳華陽や呂洞賓、出口王仁三郎にもあり、明恵にもそれらしい話が出てくる。
メンタル体らしきもので体外離脱するエピソードがそれとはっきり書かれているのは、柳華陽とダンティス・ダイジになるだろうか。そのから先のことを指して、死の世界を究めると言っているのだと思う。それ以外のウパニシャッドなどでは暗喩または断片的に描かれているものしかない。
それほどクンダリーニの上昇ステップというのは、一般人にとって危険な知識として秘密にされてきた。こうした中で、それでも理屈を示さなければ納得しない知性の高い現代人向けに情報が開示されたのだろうと思う。というのは、ステップがわかったとしてもそのルートを現実に進むことのできる人は極めて少ないと思われるからである。
ダンテス・ダイジの物語るメンタル体離脱以後のステップはこうなっている。詳説はしていないので推察するしかない部分が多いが、以下のステップでメンタル体が登場するのは、(2)だけであり、頭頂から肉体を脱出するのが、メンタル体なのだろうと思う。
(1)頭頂から肉体を離脱する。
(2)メンタル体意識は消滅する。
(3)コーザル体は6つの次元を越えて、中心太陽に向かって上昇していく。
コーザル体は、最後の個人性・個別性を残してはいるが、完全な透明な光明意識である。そして個別性を残しながらすべてを見る局面があると彼は語っている。
(4)上昇しつつアートマンであることに目覚める。
(5)アートマンとブラフマンの合体
(6)モクシャ(実在・意識・至福)
(7)肉体への帰還
メンタル体離脱以後には、通俗的アストラル世界、つまり霊界にはまったくこだわりなく進んでしまっていることに注目すべきだろう。ここは霊界を相手にせず進んでしまうのだろう。
またステップということでいえば、メンタル体、コーザル体、アートマン、ブラフマンとステップを駆け上がるが、同一3次元エリア内ですべてのステップが展開するようなものではなく、ボディが変わる都度、別の宇宙別の次元に移行するものであり、世間の常識人の想像を完全に超えたものとなっている。
「生きとし生けるものはすべて、限りない回数、死しては生まれ変わってきている。彼らはこの名状しがたい光明(『原初の光』)を幾度となく体験しているにも関わらず、無知の闇に妨げられて、無限の輪廻を果てし無くさまよっている。」
パドマサンバヴァ(仏教をチベットに伝えた人)
こうした状態のなかで、いまの文明のテーマは、メンタル体における自己実現のマニピュラ・チャクラから愛のアナハタ・チャクラへの上昇となっている。
【チャクラと七つの身体−255】
◎メンタル体−5
2.クンダリーニ・ヨーガ−1
☆ダンテス・ダイジのメンタル体離脱以後のルート
(ザ・ジャンプ・アウト309)

