◎How to『善意・無私』の伝統の破壊
18世紀から20世紀半ばまでの中国は、阿片の世紀と言って良いだろう。アヘンは中国の国富を蝕み、英国と大日本帝国は、租界という治外法権地域をアヘン管理の根城とし、組織的に阿片による富の収奪と中国の人的パワーの阻害を展開していった。阿片の組織的管理が軍の資金捻出手段として恰好のものであったことに気が付いた蒋介石は、最初は軍事力を背景に阿片の全体管理をしようとしたが、後に上海のフランス租界に住む「大耳の杜」の阿片シンジケートを利用することに方向転換した(参考:阿片/マーティン・ブース/中央公論社P228-229)。
こうして見ると、当時軍閥あるいは小国家を維持できるほどの資金を「合法的に」調達する手段は、麻薬や紙幣印刷だったようだ。その反作用として、インフレや、通貨価値の下落、国民の麻薬中毒者の増加による経済の停滞が必ず起こる。要するにその土地の社会と経済と健康を破壊して、低コストで資金を捻出するのが麻薬や紙幣印刷だったわけだ。
歴史から学ぶ周辺国家や覇権国家はこうした手口を当然知っているわけで、昨今急速に危険ドラッグが蔓延し出した(マスコミや官庁が騒ぎ出したのは最近だが、危険ドラッグは5年くらい前から入ってきていたらしい)のは、そうした外的勢力の動きと無縁ではないだろう。また紙幣印刷権は、一般的には国家が握るが、そうでない国もある。
疫病も、外資系の薬品会社が私企業の利益のために怪しい薬剤と疫病がセットで売り出される場合と、エボラ出血熱や治療方法のなかった時期のエイズのように明らかに人類絶滅そのものを狙うケースがあるように思う。
我ら無辜の民は、彼らがどういう意図でそういうことをするのかは知らないが、そういう二種類の悪意に満ちた勢力があることを承知の上で、食品・飲料を購入し、医療を受けなければいけないということだと思う。おひとよしであってはいけないのだ。
そして今、日本では知性が発達して、何が善で何が悪かわからない人が増加している。しかし伝統的に他人には親切で温和に礼節を持って対応するという『善意・無私』の伝統があったが、この『善意・無私』の伝統は、戦後の無神論的教育や、3S(スポーツ、セックス、スクリーン(映画))の享楽的価値観で、土台が腐ってしまった。更に昨今は、振込め詐欺や、『善意・無私』の伝統を持たない外国人の増加、原発事故時の政府の安全宣伝、そして国民の貧困化がそれに輪をかけている。
もっとも何が善で何が悪かわかるためには覚醒しかないのだが、覚醒していない者同士で何が善で何が悪か議論しても仕方ないということもある。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
18世紀から20世紀半ばまでの中国は、阿片の世紀と言って良いだろう。アヘンは中国の国富を蝕み、英国と大日本帝国は、租界という治外法権地域をアヘン管理の根城とし、組織的に阿片による富の収奪と中国の人的パワーの阻害を展開していった。阿片の組織的管理が軍の資金捻出手段として恰好のものであったことに気が付いた蒋介石は、最初は軍事力を背景に阿片の全体管理をしようとしたが、後に上海のフランス租界に住む「大耳の杜」の阿片シンジケートを利用することに方向転換した(参考:阿片/マーティン・ブース/中央公論社P228-229)。
こうして見ると、当時軍閥あるいは小国家を維持できるほどの資金を「合法的に」調達する手段は、麻薬や紙幣印刷だったようだ。その反作用として、インフレや、通貨価値の下落、国民の麻薬中毒者の増加による経済の停滞が必ず起こる。要するにその土地の社会と経済と健康を破壊して、低コストで資金を捻出するのが麻薬や紙幣印刷だったわけだ。
歴史から学ぶ周辺国家や覇権国家はこうした手口を当然知っているわけで、昨今急速に危険ドラッグが蔓延し出した(マスコミや官庁が騒ぎ出したのは最近だが、危険ドラッグは5年くらい前から入ってきていたらしい)のは、そうした外的勢力の動きと無縁ではないだろう。また紙幣印刷権は、一般的には国家が握るが、そうでない国もある。
疫病も、外資系の薬品会社が私企業の利益のために怪しい薬剤と疫病がセットで売り出される場合と、エボラ出血熱や治療方法のなかった時期のエイズのように明らかに人類絶滅そのものを狙うケースがあるように思う。
我ら無辜の民は、彼らがどういう意図でそういうことをするのかは知らないが、そういう二種類の悪意に満ちた勢力があることを承知の上で、食品・飲料を購入し、医療を受けなければいけないということだと思う。おひとよしであってはいけないのだ。
そして今、日本では知性が発達して、何が善で何が悪かわからない人が増加している。しかし伝統的に他人には親切で温和に礼節を持って対応するという『善意・無私』の伝統があったが、この『善意・無私』の伝統は、戦後の無神論的教育や、3S(スポーツ、セックス、スクリーン(映画))の享楽的価値観で、土台が腐ってしまった。更に昨今は、振込め詐欺や、『善意・無私』の伝統を持たない外国人の増加、原発事故時の政府の安全宣伝、そして国民の貧困化がそれに輪をかけている。
もっとも何が善で何が悪かわかるためには覚醒しかないのだが、覚醒していない者同士で何が善で何が悪か議論しても仕方ないということもある。

