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天照大御神のジェンダーの変容

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◎もともとは、神霊界の完成者

最初の頃の斎王は、未婚の皇女から選ばれ天照大御神に仕えるのだが、斎王を中核とする宮司組織斎宮寮は天皇の後宮に酷似していることから、斎王は天照大御神の后であると想定されていたことがうかがえる。よって、斎王制度が始まった頃、天照大御神は男神であり、古事記でも天照大御神は男神と描かれていることと照応する。
(岩波 天皇・皇室辞典による)

これが日本書紀では、素戔嗚神の姉が天照大御神ということになっており、天照大御神は女性とされた。しかしながら、正統神典はあくまで古事記なのだから、本来天照大御神は男神の扱いが正統なのだろう。

古神道家出口王仁三郎の見方では、天御之中主神であるニルヴァーナは、その働きによって名前を変えていくのだが、その一つが天照大御神であり、天照大御神の役どころは、理想世界である神霊界を完成したという役割である。

そうした世界では、ジェンダーはそもそも意識されていないはずなのだが、天照大御神の役割が日本を知行する最高神というように世俗に落ちてくれば、祭祀の都合でジェンダーをどちらかに寄せたりする必要が出てきたのだろうと思う。つまりは崇拝する側の人の都合で、ジェンダーは変えられて行ったのだろうと思う。

【チャクラと七つの身体-390】
◎ニルヴァーナ-18
4.古神道-1 ◎天照大御神のジェンダーの変容
(ザ・ジャンプ・アウト444)

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