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日蓮と出口王仁三郎

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◎今、日本国既に中国に奪われんとす

日蓮は、1222年2月16日千葉県生まれ。1253年に彼は鎌倉の名越の松葉が谷に草庵を結んだ。翌1254年から1260年の七年間にかけて、烈風による焼亡、月蝕、暴風雨、長雨、大雨、洪水、雷電、大火、山崩れ、天然痘、大流星飢饉が続出し、日本は大国難の体となった。

こうした騒然とした状況の下、1260年7月16日、日蓮は北条時頼に立正安国論を提出した。
立正安国論では、「四方の賊来たりて国を侵す」と外国勢力の日本侵攻を予言し、更に北条時宗宛て書状では、「今、日本国既に蒙古に奪われんとす」とモンゴル軍の襲来を予言した。

こうして14年後の1274年、文永の役でモンゴル・高麗連合軍が日本に来襲した。

時代は移り、今や日蓮宗系の新興宗教教団が隆盛となった。かたや古神道の出口王仁三郎は既に中国軍の日本来襲を予言し、70年以上が経っている。日蓮系ではそうした現代の予言はないのだろうか。

日蓮の教団は、いわば元寇という外国勢力の日本侵攻を貴貨としてその後の巨大化のきっかけをつかんだ。ところが、それから800年経って、日蓮系が中国の日本侵略の強い意図にほおかむりをしているみたいのはどうなのだろうか。尖閣列島も沖縄も「今、日本国既に中国に奪われんとす」なのではないだろうか。

霊界の事象が現世に移るの法則を考えると、超弩級の自然災害が連発して、政府も国民もアップアップな時にそうしたものは起きる順序なのだろう。孫子の兵法を十分に研究している中国は、万全の勝てるタイミングでしかやって来ない。

日本は、ゆとり教育のおかげで何が正しくて何が悪なのかわからない若者が更に増えた上に、1990年代後半からの大不況も20年続き、生活に追われて冥想どころではない人がそれこそ世帯の1/3になんなんとしているのではないか。

学生の2.5人に一人が借金を背負って卒業するなどというのは、亡国の罠みたいなもの。これまでの壮年世代のあらゆる事なかれ主義と外国の日本衰亡策(教育・マスコミ・通貨・財政・産業・エネルギー)がマッチして、今の日本の窮状を現出せしめているところはある。

まずは日々の冥想を

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