岡本天明が出口王仁三郎に会いに行く
◎二度目の面会チャレンジも失敗 岡本天明は、日月神示のシャーマン。依代の常として、降りた神示の解釈は、岡本天明自身が行うことはできず、通常は審神者が行うもの。...
View Articleビジョン中毒
◎見るでもなく見ないでもなく 只管打坐では、目を半眼にし、見るでもなく見ないでもなくとやる。視覚刺激に左右されないためでもあり、また閉眼することによる観想の進展を恐れるためでもある。 このアポロン的な時代では、見ることが極めて強調される。見るということは内を見ることではなく、外を見る事であって、本質から離れることだから、その意味で見る事は誤りである。...
View Article日蓮と出口王仁三郎
◎今、日本国既に中国に奪われんとす 日蓮は、1222年2月16日千葉県生まれ。1253年に彼は鎌倉の名越の松葉が谷に草庵を結んだ。翌1254年から1260年の七年間にかけて、烈風による焼亡、月蝕、暴風雨、長雨、大雨、洪水、雷電、大火、山崩れ、天然痘、大流星、飢饉が続出し、日本は大国難の体となった。 こうした騒然とした状況の下、1260年7月16日、日蓮は北条時頼に立正安国論を提出した。...
View Article一休の大悟
◎舟の端に坐って坐禅 一休は堅田の華叟の下で禅修行していた時、いつも浜に停泊している漁師の舟の端に坐って坐禅した。 うるさく想った漁師がこれをいやがって、時に湯釜を叩いて邪魔をしたという。 来る日も来る日も舟の端に坐り続けた5月20日の夜の闇の中で、 鴉がカアーと一声泣いた。この時一休は大悟した。 翌朝、一休は自分の見解を華叟に呈示したところ、華叟は一休の大悟を認めたが、...
View Article鶴岡八幡宮の廃仏毀釈
◎そして法華経だけが焼け残った 鎌倉に行くと駅からいそいそと歩き若宮大路を上って行くと、鶴岡八幡宮の伽藍に突き当たる。鎌倉の中心がスピリチュアル・センターなのは結構なことである。 ところが意外やこの鶴岡八幡宮も明治初めの廃仏毀釈では数年にわたり仏像、堂宇伽藍を破壊され、往時の面影もないほどに小規模化されていた。クロムウェルが英国王室所蔵の絵画など美術品を売り払ったことを嗤えないほどである。...
View Articleハルビンの町の始まり
◎青年は女性を目指す 朝鮮銀行総裁の勝田主計の話。 『その勝田は、「明治三十一年に・・・自分が浦塩斯徳に居った時に余程面白い話を聞いて居った」と、露国がこの年ハルビンの町を開いた際の裏話をしている。 ハルビンの町は、黒龍江支流の松花江岸辺にある。一八世紀末、ロシア人がここへ進出してきたときは、辺り一面アへン原料の真っ赤なケシの花が咲き乱れていたという。...
View Articleエンリケ航海王子
◎イスラム教徒と戦いキリスト教を布教 昨日口永良部島の大噴火があったが、ポルトガルも火山国。 エンリケ航海王子は、大航海時代の初めに位置するポルトガルの王子。彼は最終的にアフリカ北岸のセウタ攻略を手始めに、ギニア発見に至り、後の喜望峰到達の足がかりとなった。 特に評価されたのは、ボジャドール岬を越えたことである。...
View Article祖先崇拝
◎「愛」を引き出す呼び水 インドでは、冥想は十牛図で言えば、第八図で終わり。中国・日本では第十図まであって、この世に帰ってくる。 京都紫野大徳寺の大燈国師は、それがインドで大悟したのであれば、それで修行は終わり。しかし大燈国師はマスターの言いつけにより20年鴨川の川原で乞食修行をしてこの世に戻ってきた。...
View Article仏像を毀したり寺社に油をかけたりする人々
◎日本人の宗教心破壊工作 香取神宮、東大寺、東寺、当麻寺、清水寺、奈良明日香の岡寺、二条城など奈良や京都、千葉の寺社などに油のような液体がまかれた事件に絡み、米国在住で東京都内に拠点があるキリスト教系の宗教団体幹部(52)が、が各地で油をまいたことを認める発言をしていたことで、千葉県警は、この幹部が県内で油をかけた疑いが強まったとして、建造物損壊容疑で逮捕状を取った。...
View Articleマイスター・エックハルトの善の定義
◎善きものは神ひとり以外だれもいない マイスター・エックハルトは以下の文で善を定義する。しかし、この文には彼自身が神とのある合一体験を裏付けとして述べたと思われる部分がある。 それは、『神は自己自身を自己の起源とする』と『神を迎えたいと願う人の場合にあっては、神はすべての賜物の内にあるような神として自身を与える。』という部分である。...
View ArticleMERSから炭そ菌
◎隣国ゆえの危険 韓国で、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスのパンデミックが発生したが、日本では韓国からの入国者や飛行機の利用者についての防疫措置はまだとられていない。SARSの時は大騒ぎしたのに。韓国の自宅隔離というのは、実質隔離ではないのではないか。 MERSの記事...
View Article落ちた流れ星を夜を徹して捜す
◎ウィーンの錬金術協会 落ちた流れ星は天から来るものであり、自分ではどうしようもない。朝の露はいわゆる天の露。星の汗というからには、肉体レベルのものではなく、それは、生命の霊液エリクシールを含むとする。いずれもとてもロマンチックな比喩だが、それには人間を根源から惹きつける魅力がある。それらが修道・冥想だと言ってはならないほどに欧州は強欲な連中が多かったということだろう。 以下はその錬金術師のこと。...
View Article種子から香気へ
◎このかぐわしき香りは物質ですらない OSHOバグワンは、人間の可能性を種子にたとえ4段階説を示す。(参考:ダンマパダ/和尚/第八章) およそ種には不思議な力が宿っている。 1.種子が種子のままにとどまる可能性。 その人生はそう予定されていたのかもしれないが、不運なことだ。 2.種子は勇気をもって土に飛び込み、自我として死んで鎧を落とし、天地と一体となる。 十牛図第八図のレベル。 3.花を咲かせる...
View ArticleAKB48高橋みなみの総選挙でのスーパー発言
◎一普通の女の子がテレビでこれを言える日本 AKB48高橋みなみは、昨日総選挙で4位に入ったが、その演説の内容は、きれいごと、つくりごとが基本のテレビの泥沼の中にあって、真摯な求道者の気持ちをも動かすレベルの清廉で甚深なものだった。日刊スポーツには全文出てるほど。...
View Articleドラゴンと言霊
◎竜は耳が聞えぬ 出口王仁三郎の随筆集月鏡より。 『竜は耳が聞えぬ 竜の耳と書いて聾(つんぼ)と読むが、竜は耳が聞こえぬものである、 竜は神界に属して居るから人間の言葉は通ぜぬ、神様の言葉でなくては聞こえぬのである。 だから普通の人に風雨を叱咤する力は無い、神界に通ずる言霊の持主のみが竜に命令し、天然現象を自由にし得る権能をもつて居るのである。』...
View Article愚かな人 法句経より
◎メリットへの道、ニルヴァーナへの道 愚かな人 法句経より 『69 愚かな人は、悪いことを行っても、その報いの現われない間は、それを蜜のように思う。しかしその罪の報いの現れたときには、苦悩を受ける。 70 愚かな人は、たとい毎月茅(かや)草の端につけて(微々たる)食物を摂るようなことをしても、(その功徳は)真理をわきまえた人々の十六分の一にも及ばない。 71...
View Articleスピリチュアルの窮極は簡単か
◎大道を天下の人は知ることもできず、行ずることもできない これは、達磨が当時の人の質問に答えたもの。現代と同様に、ともすればスピリチュアルの窮極は簡単だなどと安易に説明する輩がいたのだ。 『究極の真理はわかりやすい。 「問い、どういうところを、大道は甚だ知り易く、行じ易いのに、天下の人は知ることもできず、行ずることもできない、というのか。どうか説明願いたい」...
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