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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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便利の罠

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◎人間の思い上がりや傲慢さを高めるもの

出口王仁三郎の予言歌集『いろは歌』から
『ろこく斗(ばか)りか亜米利加迄が、末に日本を奪る企画。金と便利に任しつゝ』

コメント:日本が金と便利に任せて安逸な政治経済運営をしているうちに、ロシアだけでなくアメリカまで、最後には日本を取る計画。

更に
『むかしの神の仕組まれし最も便利な世が参り、蒸気、電気の働きで、三千世界を近よせる、交通機関も完備して、千里万里も夢の間に、是も昔の神代から、神の御裔の奇魂、奇しき力の賜ぞ。艮金神現はれて、世界一つに統べ玉ふ、天の時節の来たものを、訳の分らぬ人民が、人智や科学の活きと、誤解して居る憐れさよ。』

コメント:蒸気(原発など)、電気の働きで最も便利な時代となったが、世界統一の準備のためであって、人智・科学の精華ではなく、神威の現れ。ワンワールドとは、霊的文明が近代西欧文明になり替わるkとを言うのだろう。

雑誌「神霊界」大正八年十一月一日号から△
『五六七の神世には、文明の利器益々発達して海水を減じ、坤輿を縮少し、世界の隅々まで、親く坐ながら談話を交換し、一切万事鏡の如く、明かなる時世となるのである。今日の発達したる交通の機関や、通信機関の利用も皆弥勒出現の先駆であります。只弥勒の世に於て採用すべ可らざる文明利器は、電鉄及び飛行機、飛行船等である。然るに頑迷なる信者の中には、一切の文明利器は、五六七の神世には用られ無いで、太古の不便利な社会に逆戻りする事を以て、神代復古の目的の様に考えて居られる方もあるやうですから、誤解されない様に老婆心ながら注意して置きます。』

コメント:世の大峠にて一旦は大半の文明テクノロジーは喪失するものの、それに引き続く地上天国(五六七の神世)では、テクノロジーはますます発達するが、そこの物質文明の変遷進歩だけに関心を持っていては、見方を誤る。精神面では、人々すべてが、惟神(かむながら)に生きる。

便利とは、人間の思い上がりや傲慢さを高めるが、本来は冥想時間捻出のためにあると思う。

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