OSHOバグワンの逍遥訣解説-2
◎三更 (午前零時)に、日輪がまばゆい光を放つ 『三更 (午前零時)に、日輪がまばゆい光を放つ。』は、修行者にとっての第二のステップ。...
View Article天上をさすらいながら坤徳を食らう
◎OSHOバグワンの逍遥訣解説-3 神を見た後は、 『天上をさすらいながら、受容の精神の力を食べる。』が第四ステップ。 OSHOバグワンの説明では、...
View Articleどこにもない国=今ここ
◎OSHOバグワンの逍遥訣解説-4 さて第四ステップまで到達したらようやく奥の奥の奥のそのまた奥が明かされる。 『そして、さらに深い秘法のなかの秘法がある――― どこにもない国こそ、真のわが家である。』 (黄金の華の秘密/和尚/メルクマールP435から引用)』 OSHOバグワンの解説は、...
View Article国家意識のない宗教の跋扈
◎安倍晋三元首相暗殺事件 私たちの世代は、青春期に北朝鮮による日本人拉致のターゲットとなり、オウム真理教や今話題の某教団の布教の対象となってきた。入信の未遂既遂を含めて、本人が青春時代やそれ以後に大きな影響を与えられ、家族や周辺の方に迷惑を蒙った方もおられると思う。...
View Article最終目標は水中の金
◎両眼と北斗七星の柄の部分 以上の逍遥訣本文の後に、呂洞賓自身の若干の解説がついている。 逍遥訣の直後に、『大道の要は、「無為而為」(無為にして為す)の四字に外ならず。』とあり、この部分については、“無為にして為す” https://blog.goo.ne.jp/naitoukonan/e/9f67e5297ea871def5f8fa85288653b6のブログで既に述べている。...
View Articleまともな宗教と金と権力
◎今後のハチハチ国の将来 まともな宗教には、組織宗教と小グループ宗教がある。まともな組織宗教とは、仏教、キリスト教などであって、昔の教祖がちゃんとしていて、現代に至るもその大悟覚醒・ニルヴァーナを連綿として教団内の誰かが継承し得ているもの。 一方まともな小グループ宗教とは、生きるニルヴァーナを体現した師匠がいて、その周辺に少数の弟子たちが集まるグループ。...
View Article回光修行の四ステップ
◎OSHOバグワンの逍遥訣解説-6 OSHOバグワンのコメントを要約すると、 1、回光の修行で、六月の雪と三更の日輪は初歩の境地。ここは修行者が正しい師を見つけるのに役立つ。ここまで行っていないと師に出会っても気がつかず、取り逃がすことになる。 2、またこの二段階は、外から内への働きかけ。...
View Article我と神の真の合体
◎OSHOバグワンの逍遥訣解説-8 逍遥訣の呂洞賓の解説の続き。 『この二つの実体が出会うと、それらは固く結ばれて離れなくなり、尽きることのない生命が発現する。それはおのずと根元の気 (エネルギー) の宮のなかを去来し、浮き沈みをくり返す。人は光輝く無限なるものを目のあたりにする。全身が軽やかになり、今にも飛びそうになる。「雲が千の山々にかかる」と呼ばれる状態である。...
View Article悟りへの22段のパス⇒タロット・カード-2
◎前半が生の世界で後半が死の世界 タロットのアルカナを秘儀と訳している場合がある。大アルカナとは大秘儀であって、普通の人間が神になるプロセスと技法を示しているからには、まさに大秘儀である。 大秘儀とは密教的であるからして、その寓意の読み方は、一語につき3種類はあるもので二語並べば9種類になるとは、呂洞賓の示唆するところである。...
View Article悟りへの22段のパス⇒タロット・カード-3
◎生の側の10枚 さらにホドロフスキーは、大アルカナ前半10枚では、その動作が上方に向いている一方、10枚はその動作が下方に向いていることに気がついている。 具体的には、前半10枚では、「大道芸人」(I)と「女帝」(III)は棒を、「皇帝」(IIII)、「教皇」(V)、「戦車」(VII)の王子は笏を持ち上げている、など。...
View Article悟りへの22段のパス⇒タロット・カード-4
◎11力 11番から20番が死の側の10枚。これもホドロフスキー流で、2枚ずつ眺めていく。すなわち、11と20は独立だが、12-13、14-15、16-17、18-19がペア。 11 力 これは、聖音オーム。潜在意識の世界、死の世界の現在、過去、未来のすべてを貫くもの。それが、神に至る流れであり、奔流であり、力である。神は、“20世界”たるアートマン。...
View Article悟りへの22段のパス⇒タロット・カード-5
◎12 吊された男 12 吊された男は、個人と世界が逆転して世界が主で個人が従、換言すれば、世界樹で言えば、根が世界で枝葉が個人。 世界が逆転して見えるのは、個なる自分が世界全体、宇宙全体となった時だが、上下逆転と語るのは、逆立ちしていなかった時分の認識が残っているからであって、世界観が倒立した驚きが残っている時点とみる。 〔カモワン〕...
View Article13 死神(名無し)
◎悟りへの22段のパス⇒タロット・カード-6 男が吊るされるためには、男は死なねばならないと言っても、この死は肉体の死ではないから自殺ではない。自我の死、自己の死、個なる自分の死のことである。禅でよく言うところの大死一番の死である。 〔カモワン〕...
View Article14 節制
◎悟りへの22段のパス⇒タロット・カード-7 見神、見仏、見性、見道した後は、聖胎長養。神仏の一瞥体験は、それまでの日常感覚と行住坐臥に一致して反映させるには、あまりにもショックが大きい。そこで節制となる。 見性したとしても悪人になる可能性があることは、至道無難が指摘しているところ。 聖胎長養は悟後の修行と言われるが、悟後の修行の必要性については、ケン・ウィルバーが次のように説明している。...
View Article15 悪魔
◎悟りへの22段のパス⇒タロット・カード-8 冥想修行で、意識が深まる、潜在意識が露出してくる、自分がオープンになってくる・・・・言い方は異なるが皆同じことを言っている。その時に、人は暗示や指示に無防備になっている。オープン・マインドは最終ステップでの必要条件だが、対応次第で、人は神にも悪魔にもなる。...
View Article16 塔(神の家)
◎悟りへの22段のパス⇒タロット・カード-9 この塔はクンダリーニの筒にして錬金術の炉。またこの神の家は世界樹であって、「12吊るされた男」で神を知った後の人間はここでも脚を上に頭を下にする。というのは、世界樹は、根を上にして、枝葉、樹冠を下にする。よって人間から見れば、世界樹なる世界全体は逆転して存在する。同時に二人の人物が塔から落下するのは、悟った人間の視点からは、実は上昇を示す。...
View Article17 星
◎悟りへの22段のパス⇒タロット・カード-10 有名覚者の悟りシーンには、星が登場することがままある。 〔カモワン〕 釈迦は6年間の苦行を捨てて、ヨーグルト(乳糜)を食べて体力を回復し、菩提樹下でメディテーションに入った。そして、『明星が出た時、釈迦は廓然として大悟し、無上の正真道を得た。』(中国に伝わった最古の仏伝とされる修行本起経)とする。...
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