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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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「出口王仁三郎の遺言」(櫻井喜美夫)読後

◎世は混沌 先日神田神保町で、「出口王仁三郎の遺言」(櫻井喜美夫)という本を手に入れた。著者は、出口王仁三郎と面識のある古い大本教信者であって、大本裏神業に詳しい方。 大本裏神業で有名なのは日月神示だが、それ以外にも桃の宮だの錦の宮だの数々の裏神業があって、それらの情報が結構載っている。本来は、出口王仁三郎に問うて大本裏神業の全容と狙いを尋ねてみないと規模や方向性や真相はわかるまい。...

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国生み

◎人が少なかった時代 出口王仁三郎の見た古事記の国生み。 国生みとはフロンティア、つまり新天地の開拓のことである。 人が少なくなった時代にはいろいろなことがあるのだろう。 『B『国魂の神を生むと云ふ事や、島生み等についてお伺ひしたいんですが』 王仁『国生み島生み、といふてあつても、別にOOOから出たのぢやない。淡路島を生むといふのは淡路島を開拓することである。...

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ドラゴンあるいは龍、竜神

◎畜生を拝む 中国では、龍は帝王の象徴。出口王仁三郎は、龍は獣であって人間以下、つまり六道輪廻の区分でいえば、「畜生」であることを強調している。 出口王仁三郎は、只の人間を祀った神社も問題にしているし、世の中の竜神信仰についてもかくのごとく疑問符をつけている。 『G『それから竜女といふのはよく聞きますが、竜男といふのもあるのでせうか』...

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トルーマン大統領とイスラエル

◎選民思想の裏面 トルーマン大統領といえば、日本人にとっては広島、長崎に人類初の原爆を投下し、世界初の大量殺戮兵器で無辜の民約20万人を死に追いやった人物である。 ところが、彼はイスラエルにおいては英雄扱いされる人物として評価される。...

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霊学の不要な現代

◎予言でチェック 次の文は、昭和10年に出された出口王仁三郎と信者の会話だが、当時は、霊学がないと霊的ボディのことをつかむ手段がなかったので、神様が関心を引くために霊学のことを殊更に必要性を強調したと説明している。...

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出口王仁三郎の子猫四首

◎仔猫が老練な霊使い出口王仁三郎と戯れる 出口王仁三郎の子猫を歌う四首。 をさな児(ご)のしひたぐるまま 猫の仔(こ)はかすかになきておとなしく居る 町人(まちびと)に貰ひし 仔猫なきながらわが朝餉(あさげ)するそばにあまえつ 文殿(ふみどの)に雨の音きくゆふぐれを一人さびしく猫とたはむる 親猫を忘れたるらし吾が膝にこころおきなく眠る仔猫は (出所:出口王仁三郎全集巻7 P277-278)...

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天皇陛下のパラオ訪問

◎タダほど高いものはない 南洋の何もなさそうな国パラオを高齢の天皇陛下が慰霊訪問された。 第二次世界大戦以前の帝国主義の時代。列強はまず植民地を手に入れて、貿易や通貨発行を支配することで、植民地経済から戦争遂行資金を吸い上げて、本国の懐はあまり痛めずに戦争を起こして、さらに植民地を拡張するというのが、大英帝国などで普通に見られた手法であった。...

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一神教と多神教

◎次元の相違を峻別すべし 七つの身体論からいえば、一神教か多神教か、などという二者択一はナンセンスである。つまり第六身体アートマンにあっては一神教であり、霊界にあたるコーザル体からアストラル体までの高級神霊群については多神教となるからであり、次元によって一神教か多神教かが決まるのであり、現在の科学常識的見地から見れば、全体として一神教と多神教が共存しているなどという奇妙なことになる。...

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言霊とは日本の風土-4

◎天地の真理を知るには自分の水火(息)を知らねばならぬ 出口王仁三郎の言霊学総論の続き。 天地は陰陽あるいは、水火にてできあがっている。天地の真理を知るには自分の水火(息)を知らねばならぬとは、本山博の説明を借りるならば、水はエーテル体の呼吸、火はアストラル体の呼吸。つまりクンダリーニ・ヨーガなのである。ゆえに古事記の神代の巻とは、火水与(かみよ)の巻のことだとする。...

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色の基本

◎天火結水地 出口王仁三郎の言に、色の基本の説明がある。 まず天地の間に火水(かみ)がある。これを結んでダイナミズムが生まれる。 『天火水地は神なり。天火水地結は神の妙機なり。 祭政一致、神人一致、顕幽一致、霊肉一致、上下一致の大本は和合より生ず。和合は真の信仰を生み、信仰は大和合を生ず。和合は進歩なり、発展なり。併し現代人の宗教信仰は退歩なり地獄なり分裂なり、而して途に虚偽に陥る。』...

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謎の御倉魚

◎古い宗教を棄て去る 霊界物語30巻に御倉魚のことが出て来る。御倉魚のことは出口王仁三郎は御倉のことだと明かしたが、それ以上明らかにすることはなかった。 御倉魚のエピソードのあらましは以下。...

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九つ花から十曜へ

◎逆転のイメージ 九つ花は、霊界物語にも大本神諭にも出て来る。九つ花が満開になると十曜の神紋に変ずるというのが基本的なモチーフ。 綾部に九つ花が咲くとは、綾部とは今ここのことだから自分のこと、九つ花とは、10チャクラ中のサハスラーラ・チャクラ以外の9チャクラ。古神道は十種の神宝だから10チャクラ説をとる。...

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萩原流行さんバイク事故で死す

◎夫婦でうつ病 萩原流行さんがバイク事故で亡くなった。 事故とうつ病との因果関係はわからないが、うつ病患者は自殺する傾向があることから、この事件でも事故とうつ病の因果関係が連想されがちである。読売新聞には萩原流行さんが自分のうつ病のことを告白している記事まで出ている。...

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万葉集の言霊

◎言霊の助くる国ぞ ま幸(さき)くあり 万葉集には古代日本の通念としての言霊の基本的姿が現れている。 『神代(かむよ)より言ひ伝(つて)来(く)らく そらみつ倭(やまと)の国は 皇神(すめかみ)のいつくしき国 言霊の幸はふ国と 語り継ぎ言ひ継がひけり 今の世の人もことごと 目の前に見たり知りたり(巻五 八九四)』...

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ネパールでM7・8の地震

◎マニピュラ・チャクラの活性化など 2015年04月26日 ネパールでM7・8地震の地震があった。これは、1983年(昭和58年)5月26日の日本海中部地震(震源、秋田県能代市西方沖80kmマグニチュードは7.7。)や、1968年の十勝沖地震(M7.9)並みの巨大地震。...

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弓と禅

◎不射之射 オイゲン・ヘリゲルの「弓と禅」には、彼の弓の師匠が、真っ暗な中、1本の細い線香を点じさせ、2本の矢を放って、二本とも金的にあたりしかも二本目は一本目の矢の軸に当たっていたという奇跡的技を見せたと書いてある。 似たようなモチーフが『列子』湯問篇の「名人伝」にある。 弓の名人飛衛に紀昌が弟子入りして6年、既に師匠の技をしのぐ域に達したので、飛衛を殺そうと思い立った。...

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元政上人 心を入れる所作

◎整っていない所作などない 元政上人(1623年生)は、江戸時代に京都深草で活躍した日蓮宗の僧。姉が彦根城主井伊直孝の側室であった事が縁で、城主の近習に取り立てられたが、後に洛中妙顕寺に入り、出家した。日蓮宗ながら他宗を批判する折伏主義をとったのではなく、内省・観心を重視したことから仏教各宗の僧と交流が広かった。 彼の日記から。...

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人間としてやってはいけないこと

◎国家分割は悪魔の所業 ある日、昭和30年代のコメディアン植木等主演の映画を見ていた。すると彼がもめごとが起きている二つの当事者の間に割って入り、当事者双方から金をもらうという生業をしていたのには驚いた。いわゆるやくざの所業であるからだ。 これは個人レベルのことだが、国レベルでも似たようなことがまかりとおっている。...

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破竈堕(はそうだ)和尚

◎竈の神が成仏する 破竈堕和尚は、唐代中期の人、嵩岳(すうがく)の慧安国師の法嗣である。 破竈堕和尚は、嵩岳に隠棲していたが、嵩岳の近在のある霊廟に祟りをなす竈の神がいると聞きつけた。 ある日和尚は、侍者を連れてその霊廟に入り、杖でその竈を三回叩いて言った。「こら、この竈はただ泥と瓦でできているだけだ、お前はどこからきて、祟りをなすのだ。」...

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射裏見性

◎ 運が良ければ悟りに到達するだろう これは弓道で見性した瞬間の話。 『私も弓だけでなく、毎朝の坐禅の時間も倍にし、禅書も読みあさりました。その禅書の中に“初発心時、便成正覚”(仏道を習う心を発した時、すでに正覚を成就したのである)という語を発見した時、迷いの雲が晴れたように思われました。...

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