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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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出口王仁三郎のアストラル・トリップ熟達

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◎脈拍呼吸共に暫時休止

出口王仁三郎の霊肉脱離だが、脈拍呼吸共に暫時休止なので、メンタル体で出ているのではないか。毎日繰り返すうちに、人との面談中でも霊界入りができたとしているが、面談中に脈拍呼吸共に暫時休止して霊肉脱離しているわけではなく、面談中はいわゆる霊覚が効く状態になったのではないかと想像される。

※聖師=出口王仁三郎
『早朝でありましたが、聖師様危険状態との大本よりの急使に接し、あわてて駆付けたところ、聖師様はお床の中で煙草を吹きながら十五六人の人々とお話をして居られるので、何が何だかサッパリ判らなかったのでありましたが、聖師様より『今霊界へ行ってきたところだ、様子が判らぬから皆が心配したと見える。しかし参考のため一度診察をして置くがよかろう』と種々説明して頂いて、始めて顕幽出入の始まった事が判ったのであります。

その後ほとんど毎晩霊界行きがあって、多い晩には二三度もあったのであります。

その際における聖師様の自覚的状態としては、最初身体が非常に軽くなり一寸した空気の動揺にも空中に浮揚する感じがするので、御自分でもしっかりと布団をお掴みになり、そしていつも宇知丸様にだけお手を握りしめさせて居らるる間に、精霊は霊界へ上(のぼ)らるるのであります。

他覚的にはまず脈が次第に緩徐となり、呼吸もこれと伴い、後には脈拍呼吸共に暫時休止してしまうのであるが、ここに矛盾せることは、お顔色は鮮花色となり何か面白い愉快なものを見ているという御様子であって、霊学上の見地からでなくては全く信ぜられざる不思議な容体であることは、私以外二三の医師も実験して居る所であります。当時高熊山参拝後、亀岡において初めてこの現象を見た信者諸氏の如きは、泣くやら叫ぶやら大騒ぎをしたほどでありました。

初めは、かなり長時間で十五分も二十分もかかりましたが、段々短縮され熟達され、その年の末頃には人と面談中にでも或いは途中でも霊界行きが自由となり、この際よほど注意して居らぬと他覚的には判らぬほどになったのであります。』
暁の鳥/井上留五郎/天声社P122-123から引用。


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