再死
◎砕霊と天国 再死とは、死後において死ぬこと 代表的なのは、古代エジプトであって、死後に再死すれば、霊魂「バ」が全く亡びてしまって現世に再生できないという考え方。 人は死ぬとオシリスの法廷に出廷し、そこで善悪テストをパスすると再び現世に復帰できる。ただしその人のミイラが残っていて、ミイラに虫食いや腐敗、損傷がないことが条件となる。...
View Article狂っている時代
◎時代の転機 笹目秀和道人によれば、世の中は狂っているが、どの頃から狂い始めたかというその転機を見ると、大正5、6年から10年の間と見ている。 丁度この頃紅卍会ができ、第一次大本事件が起こり出口王仁三郎収監、関東大震災は大正12年。何よりも大正天皇はご即位直後は壮健にあらせられ、地方巡行もなさっていたが、にわかに病気になられ、大正15年の崩御に至る。...
View Articleゆとり教育という混乱
◎貧困化と冥想 ゆとり教育で育った若者の特徴は、自分に合った職業がどこかにあると信じていることであり、今の職業が自分に合っていないと感じるや、合っているらしい職業(自己実現)を外に求めることである。...
View Article最終解脱と脳
◎人のさかしらを越えて 最終解脱とは、ジャンプの究極である。ジャンプとは、意識の観点からは、顕在意識から潜在意識へと移行することである。 ジャンプの究極=ジャンプ・アウトとは、あらゆる個別的な事象の外に出て、全体そのものを一望の下に俯瞰すると同時に実在そのものになっていること。...
View Articleパリの連続テロ
◎欧州による中東支配の窮み パリ、古い名前はルテティア。パリは、地形的に蓮華台の中央に位置し、地相的にフランスの首都としてふさわしい場所である。 蓮華台とは、霊覚者の説明では、太古に元の噴火口が噴出せずにただ膨張しただけだったので噴火口が蓮華台を為したという説明もある。さもありなむ。...
View Articleアナハタ・チャクラのシンボルとしての富士山
◎愛と慈悲なる木花咲耶姫命 富士山は、古来あまたの歌人により歌われ、その姿は崇高雄大であって日本国土に冠絶し、日本一の名高山として日本国のシンボルであり、天神地祇八百万の神の集り給う聖場であって、特に木花咲耶姫命の御神霊と崇敬されている。...
View Article天王台の審神
◎守護神も含めた全人類の審神 出口王仁三郎は、第二次大本事件が天王台の審神であるとし、これにより既に善と悪は立て分けられたと述べた。天王台の審神については詳述されていない。 天王台の審神とは、以下の神諭を見る限り、守護神も含めて全人類が審神されるビッグ・イベント。第二次大本事件は教団にとっての天王台の審神であったが、全人類に向けての審神ではあるまい。全人類一人一人が善玉か悪玉か判定されるのである。...
View Articleアメリカの鏡・日本
◎そして中国叩き 「アメリカの鏡・日本/ヘレン・ミアーズ/メディアファクトリー」は、終戦直後に著された書でありながら、マッカーサーが日本での発行を禁止した本。この本の和訳版は、1995年に出版された。...
View Article原爆と転生
◎後で元に戻していただく 終戦後のある日、信者が出口王仁三郎に質問するに 『「原爆が落ちましたら信仰者も駄目ですか」 「それは駄目だ。神様がその時に霊化してまた後で元(物質化)に戻して頂くのだ」』 (新月の光/木庭次守編/八幡書店P294から引用) また後でとは、時間感覚のない霊界時間での「後で」であるからいつになることやら。...
View Articleセブン イヤーズ イン チベット
◎ダライラマの最初のラサ脱出 ブラッド・ピットの主演で、1939年頃から1951年頃までのチベットが描かれる。主役のモデルは、オーストリア人のナチ党員にして登山家のハインリヒ・ハラー。彼は例のドイツ人にとっての運命の山ナンガパルバート登頂にチャレンジして失敗。この世界最長の岩壁の山の登頂は、後のメスナー兄弟の登頂で再度脚光を浴びた。...
View Article国事神託
◎チベットの国営霊媒 オーストリアの登山家ハインリヒ・ハラーが、鎖国中のチベットで、ネーチュンという国家の霊媒が、国事を神託する場面に出会った。 この場面は、映画セブンイヤーズ イン チベットには出てこないが、その原作となった彼の著書に出てくる。...
View Article中国の7軍区を統合し4戦区へ
◎四分割への環境整備 中国の習近平国家主席は、2015年11月中央軍事委員会改革工作会議で、米軍をモデルに「統合作戦指揮体制」を本格導入し、戦えば勝てる軍の体制に改変する。 中国軍は、北京、瀋陽など陸軍主体の7軍区(瀋陽、北京、蘭州、成都、広州、南京、済南)と、海空軍、第2砲兵(戦略ミサイル部隊)で構成されるがこれを四つの「戦区」に改編する。...
View Articleチベット密教の国事占断
◎器物で神意を問う ハイリヒ・ハラーの著書「チベットの七年」(P362)の中に1950年末ダライラマがラサを去る決断をした時の占断方法が描かれている。中共軍は既に首都ラサの東方数百キロに迫っている。 40年前に先代のダライラマ13世のときもラサを去ってから事態が好転したので、今回もその決断を占いに委ねて神意を量る。...
View Article出口王仁三郎のアストラル・トリップ熟達
◎脈拍呼吸共に暫時休止 出口王仁三郎の霊肉脱離だが、脈拍呼吸共に暫時休止なので、メンタル体で出ているのではないか。毎日繰り返すうちに、人との面談中でも霊界入りができたとしているが、面談中に脈拍呼吸共に暫時休止して霊肉脱離しているわけではなく、面談中はいわゆる霊覚が効く状態になったのではないかと想像される。 ※聖師=出口王仁三郎...
View Article純粋冥想と宗派なき冥想
◎ただ、見守り、聞き守り、生きていく 宗教活動が、教団維持存続の経済活動や、教祖や大組織に帰依することで生まれる連帯感、安心感、熱狂という味付けが本当は実態のないものである気がついた人は、自分ひとりになって坐るという冥想修行に立ち返っていく。 イデオロギーや教義を離れた宗教は、最後はそのエッセンスたる純粋冥想への細道を残すことになる。...
View Articleあなたが愛に変容するまでは
◎衣食住の不足 『衣食住の不足の中には、 自殺に至るまでの絶望はない。 あなたが、 どれほどまでに外的に豊かであっても、 あなたが、愛に変容するまでは、 あなたは、あなたという絶望の中にとどまる。』 (アメジスト・タブレット・プロローグ/ダンテス・ダイジ/森北出版P118から引用)...
View Articleホウ居士とそのファミリー
◎生と死の違いを気にしない ホウ居士は、唐代の音に聞こえた禅客。その娘の霊照も並々ならぬ禅機を持っていて、父ホウ居士の死を悟って、一歩先に死んで見せたのは有名である。 ホウ居士がザルを売りに行った時に、橋を降りていく際につまづいて転んだ。それを見た霊照は、すかさず父のそばに寄って自分もまろび転んだ。 ホウ居士「お前は、どうしたのだ?」 霊照「父上が転んだのを見て、助け起こしてあげるのです。」...
View Articleわからない部分は飛ばし読み
◎現実として、神秘そのものとしてあり続け 何の本でもそうだが、人はわからない部分は飛ばし読みをするものだ。 ところが、何年か、あるいは何十年かを経て、その部分の意味がつかめてくることがある。...
View Article