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出口王仁三郎の道歌-1

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◎人皆の夢にもしらぬ幽事をさとすは神のをしへなりけり

出口王仁三郎の道歌(出口王仁三郎全集 第7巻)から。まずは、
宗派の比較から。日本人なら古神道。仏教は厭世から覚醒へ、キリスト教は凄惨な十字架刑から愛を解く。それって日本の風土に合わないのではないかと古神道を復刻せんとしたが、その雄図は途半ばであった。

国教
天照神のをしへは神国の人のふむべき大道なりけり

神教
人皆の夢にもしらぬ幽事をさとすは神のをしへなりけり

仏教
現世を厭ふ教はさかえ行く神の御国にそぐはじとおもふ

厭世心
言霊の幸はふ国に生れ来てくやみなげくはしこの逆道

儒教
さへづるやからの教をあやまりて世人の心悪しくなり行く

漢聖
いにしへの漢の物識いたづらに世人の心をねぢけさせたり

耶蘇教
外国の耶蘇の教もよけれども御国は御国の教ありと知れ

外教
博愛を口には言へど耶蘇教は他宗を見れば憎みあらそふ


そして、以下は出口王仁三郎のこの世の風俗風刺となるが、古神道の冥想手法、つまり鎮魂帰神、禊はあまりにも宣伝されなさ過ぎの感がある。滝行と天の鳥船を漕ぐ行だけはたまにテレビで見ることもあるけれど。


暗黒
路にまよふ人のこころは天津日の誠の光知らぬ為なる

偽宗
ふたたびもよみがへり来て世のをはり救ふと謂へる虚言の謎

宝主
身の宝光らすこともしらずして朽つる宝を法師がりぞする

無頼徒
家やぶる人は心も荒れはてて服装ばかりを揺りたかぶる


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