◎最も深い情動を呼び起こす
NHKのドキュメンタリー - ファミリーヒストリーでは、家族にすら語れない、悲しすぎる、つらすぎる思い出があることがよく暴露される。今生ですらそうなのに、いわんや前世のことをや。
文豪三島由紀夫は、自叙伝とされる『仮面の告白』の中で、自らの誕生の記憶について述べている。さらに世の中には記憶力の良い人がいて、自分の出生時のことは勿論、前世のことまで思い出す人がいる。多くの人は自分の幼少期のことすらあまり覚えていないのだが、珍しいことである。
こうした前世記憶上の昔の人物について、役所の戸籍や古文書に当たって、その前生であった人物が過去に実在し、その前世記憶の通りの場所と生業で生きていたことの傍証まで得ることまでしていたのが、クンダリーニ・ヨーギ本山博。
本山博は、これをもって真正の前世記憶と偽の前世記憶があるとする(町やネットの霊能力者の語る前世は偽物が多いということ)。前世記憶は個々人の命が永遠であることの根拠として使われるのだが、きちんと追って行けば何万年前まででも追えるはずなのだが、そういう話にはまずならない。
3千年も遡れば、今の文明ではありえない風俗、習慣のオンパレードだろうし、前世記憶を思い出すとは、翻訳技術として現代語に置き換えられないものも多数登場するはずであり、現代では理解できない行動パターンも出てくるはずなのだが、そうしたものはスルーされているのだろう。
昔さる有名霊能力者の古代インド異言を、学者に調べてもらったら、実は文法的にも全然使えないものだったということがあったが、前世記憶の一例としての異言もその程度のものなのだろう。
ただ個人が前世記憶を思い出すのは、悟りとは何の関係もないが、最も深い情動を呼び起こしているという側面はある。
そこは、アカシック・レコードにアクセスはしていないものの、チャンスには近づいてはいるといえよう。
そこは裂け目に近い。
NHKのドキュメンタリー - ファミリーヒストリーでは、家族にすら語れない、悲しすぎる、つらすぎる思い出があることがよく暴露される。今生ですらそうなのに、いわんや前世のことをや。
文豪三島由紀夫は、自叙伝とされる『仮面の告白』の中で、自らの誕生の記憶について述べている。さらに世の中には記憶力の良い人がいて、自分の出生時のことは勿論、前世のことまで思い出す人がいる。多くの人は自分の幼少期のことすらあまり覚えていないのだが、珍しいことである。
こうした前世記憶上の昔の人物について、役所の戸籍や古文書に当たって、その前生であった人物が過去に実在し、その前世記憶の通りの場所と生業で生きていたことの傍証まで得ることまでしていたのが、クンダリーニ・ヨーギ本山博。
本山博は、これをもって真正の前世記憶と偽の前世記憶があるとする(町やネットの霊能力者の語る前世は偽物が多いということ)。前世記憶は個々人の命が永遠であることの根拠として使われるのだが、きちんと追って行けば何万年前まででも追えるはずなのだが、そういう話にはまずならない。
3千年も遡れば、今の文明ではありえない風俗、習慣のオンパレードだろうし、前世記憶を思い出すとは、翻訳技術として現代語に置き換えられないものも多数登場するはずであり、現代では理解できない行動パターンも出てくるはずなのだが、そうしたものはスルーされているのだろう。
昔さる有名霊能力者の古代インド異言を、学者に調べてもらったら、実は文法的にも全然使えないものだったということがあったが、前世記憶の一例としての異言もその程度のものなのだろう。
ただ個人が前世記憶を思い出すのは、悟りとは何の関係もないが、最も深い情動を呼び起こしているという側面はある。
そこは、アカシック・レコードにアクセスはしていないものの、チャンスには近づいてはいるといえよう。
そこは裂け目に近い。