Quantcast
Channel: アヴァンギャルド精神世界
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3535

情報操作を避ける

$
0
0
◎冥想の始まりでの課題

あらゆる洗脳や心理操作というのは、トランスにおいて行われる。

最近の心理操作でまずいのは、肉体を動かさせるのと同時にその世界観に入り込ませたり、意識がはっきりしたままの状態で、情報操作するのが全盛となっていることである。情報操作とは、誤った情報を本当の情報と偽って与えたり、必要な情報の一部を隠して与えないなどのことであるが、これによって人は真相とは全く異なる世界観に生きることになる。

こういうのは、昔はカルトとか急進的政治集団(テロリスト)ぐらいでしか見られなかったのだが、今は商品の販売促進や政治のプロパガンダや宗教の宣教などありとあらゆるメディアによって日夜、時々刻々行われていることである。

情報操作の悪影響の典型例は、朝鮮や中国で行われている反日教育であって、すべての日本人は自国人を殺害、略奪する悪人であると教育しているので、来日したナイーブな中国人、朝鮮人はその現実の日本人とのギャップに驚くものである。

また能天気な日本は、そんな反日教育が小学校から高等教育まで徹底的に行われていることもほとんど知らず、従軍慰安婦問題や在中国のデパートなどの日系企業打ち壊しなどのニュースに接して、どうしてここまでやられるのかなどと感じるものである。

ことほど左様に情報操作の人間の行動に与える威力はすさまじく、薬物洗脳まで常套手段とするカルトまで現れたのはつい最近のことである。

こうした外から来る人為的な情報操作を避けるのは、冥想修行にあっては初手である。

ものごころついたら冥想を習慣とさせるためか、まともな世界観を育ませるためか、ユダヤ人家庭ではテレビを見せないと聞く。

禅堂にも修道院にも、当然テレビはない。昨今おもちゃ代わりにスマホを幼児に見せたり、いじらしている母親をよく見るが、あやしの窮余の策なのだろうが、その将来は空恐ろしいことでもあると思う。

スマホは、指という肉体を動かさせるのと同時にゲームの世界に入り込ませる、巧妙にゲーム世界観、デジタル・ニュース世界に没入させていく危険なマシーンでもある。

正気であること、まともな感性であり続けること、正当な世界観、現実感を持ち続けることは、現代のライフ・スタイルでは、相当に意図的、能動的、意識的努力を必要としている。

まずテレビを見ない、スマホを見ないなどの情報断ち、それができないと冥想へのモチベーションは、継続も盛り上がりもないのではないかと思う。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3535

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>