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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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七つの身体と空

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◎実体なきことと逆転

空とは諸行無常のことで、実体がなく幻、youtubeのごときもの。

1.実体がない身体(空まで)
肉体、エーテル体、アストラル体、メンタル体、コーザル体

ただしメンタル体に恒久イデア、永遠不壊の高級神霊がおられるという説もあり、一筋縄ではいかない。

2.実体がある身体
アートマン、ニルヴァーナ
ただしニルヴァーナは、言葉では表現できず、なにもかもなしなので、「実体がある」という表現は、恐ろしく不適当ではある。「実在?」。モクシャ、一円相。
有と無。サビカルパ・サマディーとニルビカルパ・サマディーが併記されるが、その関係性は描かれることを忌避しているのが常。


◎逆転について
逆転とは、個と全体の逆転のこと。コーザル体までが個であり、アートマンからは個ではない。すべてを捨てないと全体には至らない。こういう表現では、まるで個が一本道を進んで行って全体に到着するようにイメージするかもしれないが、決してそんな風に書いている人はいない。気がついたら全体であった。そこに至ったらアートマンあるいは神仏が個として展開していたというような書き方になっているもの。

個の最後のステージでは、自分も自分の周りのあらゆる宇宙が失われるので、仏像・神像にかまっている余裕はなくなる。

ところが悟りなき「虚無、破壊、テロ」では、どんなものでも遠慮なく破壊するものだが、それは邪道である。「自分を捨てる、自分の周りのすべてを捨てる」というスローガンは、カルトや犯罪者・犯罪組織にとって彼の財産を奪ったり、彼を奴隷にさせるためには恰好の口実であり、それに騙された人を現代では無数に見ることができる。

いずれにしても、まともな求道者にとって逆転はマイル・ストーンであることは間違いない。

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