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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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縦から読んでも横から読んでも-1

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◎天の数歌

縦から読んでも横から読んでもそれなりにちゃんとした文になるのは、長時間かければできないことはないのだろうが、短時間で仕上げるのは自動書記しかないのだろうと思う。

霊界物語第26巻総説歌から
『総説歌(一)

【ひ】の神国の中心地
【ふ】うふの神が現はれて
【み】ろくの神世を開かむと
【よ】つ尾の山の山裾に
【い】つきの神の口をかり
【む】かしの神代の有様を
【な】にから何まで説き諭し
【や】まと魂の養成に
【こ】ころを尽し身をつくし
【と】きは堅磐の言の葉を
【百】の神等諸人に
【千】から限りに宣りたまふ
【万】代変らぬ神の愛
 嬉しみ悦び奉る。』

『一二三四五六七八九十百千万』は、天の数歌。審神したり、邪霊を霊縛する時に用いる。
神様や祖霊等を鎮める。

以下の引用文では、そうした通り一遍の効果に止まらず、一旦死亡した人間をこの世に引き戻す魂返しの鎮魂でも用いるという。

神の毛一本自分の意志で白くも黒くもできないのだから、いわんや自分の生死をや。生死簿というのがあるように説明している。

『天の数歌はその結びの句が総て百千万といふ事になって居りますが、『ふるべゆら』といふのは喜ぶ、祝福する、勇む言霊で、病気癒しだけに唱ふるのであり、神様や祖霊等を鎮める時は皆百千万と奉唱するが良ろしい。

(中略)

魂返しの鎮魂には天の数歌でよい。帰る人は帰つて来る。生死簿について居ない人は活きて来るものであつて、死なない人は何うしても死なぬ。まだまだ現界で使はうと思召すと決して死ねないものであります。』
(大本史料集成2 運動編 池田昭/編/三一書房P460から引用)

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