霊界物語第26巻総説歌から
『
【こ】こにいよいよ神の道
【の】どかに進む春の空
【よ】は紫陽花の七変化
【お】にも悪魔も忽ちに
【つ】きの光に照らされて
【く】に常立や豊雲野の
【り】やう神魂に神習ひ
【し】仁至愛の魂となり
【か】みの教に叶ひつつ
【む】つび親しみ五六七の世
【な】が鳴鳥の鳴き初めて
【ほ】のかに開く岩戸口
【ひ】の大神は美はしく
【こ】ころの儘に出でまして
【こ】こに岩戸は開けにける
【ろ】西亜亜弗利加大洋洲
【も】ろこし山の果までも
【ひ】かり輝く神の国
【ろ】く地は水に包まれて
【き】たなき曲津の影もなく
【を】さまり居たる磯輪垣の
【ほ】妻の国もいつしかに
【な】みを渡りて進み来し
【ほ】とけの教を誤解して
【ひ】に夜に汚れし現世を』
古事記の神代七代のうちの第一番国常立之命、第二番豊雲野命は独神成坐(すになりまし)て隠身也(すみきりなり)。
これについて、大本略義の幽之幽では、曰く、「独神成坐而、隠身也」とは、聖なる眼でもこれを見ることができず、賢なる口でもこれを語ることができない。だが、不生不滅、不増不減、至大無外、至小無内の極徳を発揮されている。これを仰げば益々高く、これを探ればいよいよ深く、之を望めばいよいよ遠く、その威力は常に不可抗の天理天則と成りて、宇宙万有の上に圧し来る。
古事記では、「独神成坐而、隠身也」の神が
・天之御中主神
・高御産巣日神
・神産巣日神
・宇摩志阿斯訶備比古遅神
・天之常立神
・国之常立神(クニノトコタチノカミ)
・豊雲野神(トヨクモノノカミ)
と列挙され、その機能の違いについては、古事記ではほとんど何も説明がないが、出口王仁三郎は、そこを詳述したのは、クンダリーニ・ヨーギならではであって、空前絶後と言える。
「独神成坐而、隠身也」とは、一言でいえば大神なのだが、その違いを見分けられるのは大変なことであって只管打坐との違いを見せつけている。
『
【こ】こにいよいよ神の道
【の】どかに進む春の空
【よ】は紫陽花の七変化
【お】にも悪魔も忽ちに
【つ】きの光に照らされて
【く】に常立や豊雲野の
【り】やう神魂に神習ひ
【し】仁至愛の魂となり
【か】みの教に叶ひつつ
【む】つび親しみ五六七の世
【な】が鳴鳥の鳴き初めて
【ほ】のかに開く岩戸口
【ひ】の大神は美はしく
【こ】ころの儘に出でまして
【こ】こに岩戸は開けにける
【ろ】西亜亜弗利加大洋洲
【も】ろこし山の果までも
【ひ】かり輝く神の国
【ろ】く地は水に包まれて
【き】たなき曲津の影もなく
【を】さまり居たる磯輪垣の
【ほ】妻の国もいつしかに
【な】みを渡りて進み来し
【ほ】とけの教を誤解して
【ひ】に夜に汚れし現世を』
古事記の神代七代のうちの第一番国常立之命、第二番豊雲野命は独神成坐(すになりまし)て隠身也(すみきりなり)。
これについて、大本略義の幽之幽では、曰く、「独神成坐而、隠身也」とは、聖なる眼でもこれを見ることができず、賢なる口でもこれを語ることができない。だが、不生不滅、不増不減、至大無外、至小無内の極徳を発揮されている。これを仰げば益々高く、これを探ればいよいよ深く、之を望めばいよいよ遠く、その威力は常に不可抗の天理天則と成りて、宇宙万有の上に圧し来る。
古事記では、「独神成坐而、隠身也」の神が
・天之御中主神
・高御産巣日神
・神産巣日神
・宇摩志阿斯訶備比古遅神
・天之常立神
・国之常立神(クニノトコタチノカミ)
・豊雲野神(トヨクモノノカミ)
と列挙され、その機能の違いについては、古事記ではほとんど何も説明がないが、出口王仁三郎は、そこを詳述したのは、クンダリーニ・ヨーギならではであって、空前絶後と言える。
「独神成坐而、隠身也」とは、一言でいえば大神なのだが、その違いを見分けられるのは大変なことであって只管打坐との違いを見せつけている。