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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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霊媒、霊言、ノロ、ユタ、イタコ、降霊

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◎あなたが正しくなければ、あなたは偽りの師に出会う

霊媒、霊言、ノロ、ユタ、イタコ、降霊は、肉体に神を降臨させて、肉体の口や手を以って自動書記したり、お告げを語るというもの。こうした場合は、何の神が降りたかというのが常に問題にされ、古神道の伝統ある日本では審神者が、神の真贋を判定し、真であるものだけが残っていく。

大本神諭は、出口ナオが媒介となり、出口王仁三郎が審神者となったもの。日月神示は、出口王仁三郎のような神知る者の審神を経たものであるかどうかは知らない。

古事記には、武内宿禰が、神がかりとなって予言した神功皇后を審神したシーンがある。
神がかりとなった媒介の人自身は、自分でかかって来た神霊の正邪を判定できないので、第三者が判定する。そして世間の神がかりの大方は、大神ではないものが憑依してきているのだろう。

教団を引き締め、盛り上げるには、集会や大イベントの他に、終末予言や、神がかり霊がかりの託宣があると更にイケルものである。人気霊媒が出た教団は盛り上がり、人気霊媒を失った教団は勢いを失うのは、巷間耳にするところである。

だが、託宣、神託、霊言は、他人からのインフォメーションであって、それだけではどうにもならない。他人の神体験は自分の体験ではないからである。

こうした論理的帰結として、自分で体験する神を求めるのが主流になる。

神と出会うには、正師、悟ったマスターと出会って指導を受けることが必要である。

正師とは、どこで出会えるのか、SNSで探せるのか、なんだか自称悟った人もちらほらググれる。

このことについてOSHOバグワンは、あまりにもあけすけなことを言っている。あなたが正しくなければ、あなたは偽りの師に出会う、と。

イエスが、終わりの世には、偽預言者がたくさん出てくると言ったが、自分が神知らねば、偽予言者をつかむということ。

こうして神に出会っていない正直な人は途方に暮れるが、そこがスタート地点なのだ。

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