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ジブリ映画「風立ちぬ」から戦争の予感

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◎戦争を翼賛した宗教者たち

『いまのお寺に仏教はない/遠藤誠/現代書館』を見ると如何に伝統ある既成仏教教団が、第二次世界大戦中に自発的にあるいは軍部に強要されて戦争に翼賛していったかが縷縷述べられている。

更にそれら各教団が戦後はそのことに頬かむりして、布教を続けていることも。

戦争協力についてこの本で批判されているのは、天台宗、真言宗、浄土宗、浄土真宗、臨済宗、曹洞宗、日蓮宗と大所の仏教教団のほとんどである。これに対して戦争協力しなかったのは、仏教ではないが「ほんみち」や「大本教」で、徹底的に当局に弾圧された。

戦争が善くないことであるのは皆知っている。でも当時ほとんどの人や宗教教団が戦争に協力したのではないか。

今安倍政権は公然と改憲を唱えている。
憲法第九条「戦争の放棄」がやがて改憲されて、戦争できる憲法になって、日本は対外的に戦争できる政治体制、経済体制、企業支配を行っていくだろう。さらに戦時体制を継続できるように世論を喚起して、それを永続的なものとするようにマスコミ(テレビ、ネット)、文化、教育制度も戦時体制に向かって統制されていくに決まっている。

いざそういう動きが始まると日本は、徹底してやるものだ。思想、信教の自由すらもなくなるだろう。このあたりは、出口王仁三郎が玉串を隠すことで予言している。

そして日本が軍事国家として体制が整い相応の実力を持った時に、あれが起こるだろう。

それは戦前に大本教で起きた『大二次大本事件』が国家レベルで具現される可能性があるということ。このことを出口王仁三郎は、昭和初期から昭和10年にかけて、これからの日本のそうした流れのプロトタイプとして先行上映して見せた。それは、昭和神聖会から大二次大本事件であった

この夏スタジオ・ジブリで、零戦設計者の堀越二郎を主人公にしたアニメが上映されている。これを関東大震災→戦争推進→敗戦という流れの描写とみれば、現代日本の東日本大震災→戦争推進→敗戦の予感ともとれる。

どっかの政治家や運動家みたいに、平和主義、戦争放棄をイデオロギーや政治スローガンや個人の信条として唱えるだけでは本当の戦争放棄は実現できやしない。

権力欲、支配欲、金銭欲に狂奔する諸外国を無欲でもって『言向(ことむ)け和(やわ)す』ことのできる精神的実力が日本に備わらないと世界戦争は回避できまい。

その実力を備えるためには、日本には覚者が続々と出現することしかない。万人の日々の冥想によって。







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