◎情動のパワーで呼ぶ
ラーマクリシュナは、どのように神に近づけるかと問われて、赤子が泣き叫んで母を呼ぶように神を呼べば母なる神がやってくる(ラーマクリシュナの福音 1 シュリーマ(M)/ 東方出版P113)と、彼は情動から入って行くことを示す。知の道でも、観想の道でも、只管打坐の道でもない。
そこで彼が、神との対話の糸口として使ったのがカーリー女神。
カーリー女神は、シヴァ神の配偶者にして、太母。カーリーは、時間、黒色という意味を持ち、宇宙の展開、存続、帰滅を行う。
カーリー女神の神像は、黒い肌、頭蓋骨の首飾り、そして手には剣と盾と血のしたたる首を持ち、生死を司ることを示す。そして指は吉と凶の印を結び人間の運命を支配することを表す。
彼女は、ブラフマンの力。
人間にとっては畏怖すべき神であり、人間の都合など考えてくれない部分があるが、万物はこのパワーによって生成化々し、生滅を繰り返す。
日本においては、摩多羅神という名で入ってきたのかもしれない。
仏教が入れば、そういうことも起こってくるということ。
ラーマクリシュナは、どのように神に近づけるかと問われて、赤子が泣き叫んで母を呼ぶように神を呼べば母なる神がやってくる(ラーマクリシュナの福音 1 シュリーマ(M)/ 東方出版P113)と、彼は情動から入って行くことを示す。知の道でも、観想の道でも、只管打坐の道でもない。
そこで彼が、神との対話の糸口として使ったのがカーリー女神。
カーリー女神は、シヴァ神の配偶者にして、太母。カーリーは、時間、黒色という意味を持ち、宇宙の展開、存続、帰滅を行う。
カーリー女神の神像は、黒い肌、頭蓋骨の首飾り、そして手には剣と盾と血のしたたる首を持ち、生死を司ることを示す。そして指は吉と凶の印を結び人間の運命を支配することを表す。
彼女は、ブラフマンの力。
人間にとっては畏怖すべき神であり、人間の都合など考えてくれない部分があるが、万物はこのパワーによって生成化々し、生滅を繰り返す。
日本においては、摩多羅神という名で入ってきたのかもしれない。
仏教が入れば、そういうことも起こってくるということ。