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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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ウイグル、邪境な生活

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◎以って他山の石となす

世界で一斉に中国が百万人規模のウイグル人専用収容所で人権抑圧を進めていることが報道され始めた。

これは、ウイグル人がイスラム教を捨てさせるようにする共産主義化洗脳である。中国だって、1940年頃は、共産主義的頭脳になっている人はごくわずかであったし、国民党を倒して政権を獲得してからは、国民全体の頭(マインド)を共産主義化することが政策の重要な柱となった。

国内で、マインドが共産主義化しない代表例は、チベット密教のチベット族であり、モンゴル族、そして清朝から紛争のあったイスラム教のウイグル族。

チベットはチベットの文化破壊、寺社破壊、共産主義洗脳は勿論のこと漢族との強制結婚まで行って民族断絶を図っているとまで言われている。

チベットを成功体験として今ウイグルにその毒牙が襲い掛かっているのだろう。24時間強制収容所に押し込めてウィグル語を話させないようにし、中国語を強制学習。24時間監視カメラで行動監視し、反抗させないように拷問、見せしめも行う。

一般にこうした収容所とか刑務所生活では、トイレが数少ない息抜きだが、トイレも気ままに行くことを認めないとする。こういう状態では、脱走するか発狂するかしかないのだが、そういうことをウィグル人に大規模に行っているとのことである。

大本教のご神体を崑崙山に返還した笹目秀和もソ連の刑務所に拘束されたが、立ったままで座れないという環境でも冥想を怠らなかった。睡眠も食事も日光も足らない中で、さる神助の術で切り抜けたのだ。

このような強制収容所環境で冥想初心者が冥想を継続するのは大変困難なことである。ある程度、心得があれば、看守の目を盗んで冥想修業もできるのだろうが、心の自由を奪うのが目的の施設だから、それもままならないだろう。

こういう環境を冥想修業的には邪境と呼ぶ。自ら邪境に入らないように心がけ、心がまともな自然に遊ぶ時間帯を毎日作らないと、初心者の冥想修業は進まないものだ。

多忙なビジネスマン、ビジネスウーマンでも、寝る前と朝起き抜けは、自由になる時間がある。ここで冥想するのが手っ取り早い。24時間監視されている環境では、ここで大音量の共産主義スローガンを流したり、集団学習で引き締めたりと、そこを奪うように動いてくる。

人間の生存環境、どこに住んでどこで生活するかは自分で決めているところがあるものだ。

まだ自由のあるうちに冥想を。

目前には、ITを使用した戦中を上回る国民の思想監視、行動監視の時代が来るのだろうと思う。それが来たらあっという間だろう。それが有事戦時では当然の国民引き締め策となる。


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