Quantcast
Channel: アヴァンギャルド精神世界
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3535

ゲーム依存、ゲーム障害

$
0
0
◎一日のわずかな余暇を冥想に

ゲーム依存の全国調査結果が発表されて、マスコミで大きく取り上げられている。

電車に乗れば、老若男女がスマホ・携帯で、ゲームに興じるか、漫画を読んでいる時代。勤労世代、勉学世代の一日の余暇時間は数時間に過ぎないが、その貴重な1時間以上2時間未満をゲームに充てている人が半数を超え、人間の白痴化、子羊化を促進している。

さらに「学業に悪影響がでたり、仕事を失ったりしてもゲームを続けた人」は、この1時間以上2時間未満をゲームに充てている人の中では7.5%、さらに同一カテゴリーで「睡眠障害や憂うつなど心の問題が起きてもゲームを続けた人」は8.2%。これらは廃人予備軍と言えないこともない。

他方好決算のIT企業の主たる収益源がゲームの課金によるものであったりする例は多く、社会全体で取り組むと言っても一朝一夕ではできまい。

だが、こういった状況が地滑り的な世紀末、最後の審判、大峠へのなだれ込みを招く。

禁煙が進んだ今、ゲームはストレス解消の主たる手段になっている部分はある。

現代人の頭(マインド)にとって、何が影響を与えているかと言えば、まずマスコミ、モバゲー。そして金と便利

人は一日のうちに自分に立ち返る時間を持たなければ、ますます情報、観念の膨らんだ頭人間、知の極端に勝って、情と意の弱いロボットみたいに、どんどん洗脳されやすいタイプの人間になってしまう。

このようなゲーム頭人間は、カルトの勧誘、大規模な情報操作、マルチ商法、セミナー商法、特殊詐欺にかかりやすいということがあるのではないか。

そういうのを避けるには、知識や経験も必要だが勘も要るのではないか。自分の内部の大自然を感じ取る勘。

正気で生き続けるには、一日のわずかな余暇をテレビやゲームをやめて、冥想に充てるしかない。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3535

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>