◎意識の清明と夢見と体力
本木くんの出する禅寺映画ファンシィダンスでもプロ禅修行僧の粗食と睡眠不足ぶりが描かれる。
粗食と睡眠不足は、一般にトランスに導きやすいものであるが、トランス以前にもいろいろなファクターがある。
OSHOバグワンは、さる発狂寸前の冥想修行者の青年に会った。彼の手を握ると全身が震えていた。
青年は別のグルに8時間睡眠は寝過ぎだから3時間にしろ言われて3時間にしたところ精神はますます不安定となった。
そして一日中眠気を感じるようになった。そこで、グルに眠くなるような食事を摂っているからだと言われ、ミルクだけで過ごすようにしたら、ますます身心は衰弱した。(タントラの変容P116-117)
OSHOバグワンに言わせれば、眠りの最初には、肉体が休息し、十分にリラックスできたところで、頭が休息に入り、そこで無意識の活動が夢として行われ、やがて頭も休息して夢も見ない段階がある。ただし夢を見ないのと覚えていないのは別。
睡眠時間が3時間だと、肉体の休息時間としては短いし、頭(マインド)が夢を見ることが完了することもできないので、3時間睡眠を継続するとだんだん精神のバランスが崩れていく。
健常者でも二泊三日徹夜させると似たようなことになる。
よって聖者の眠りは時間が短いが、ほとんど昏睡状態に近い。超能力癒しシーンでは、短時間に深いトランスに入れるかどうかをポイントとする場合がある。
残業続きで終電で帰り、定時出勤を続けると、毎日眠い状態となるのは経験する人が多い。ゲームに眠らずにはまる人もそう。
ヴィパッサナーは、睡眠をとらずに呼吸を見つめるのだから危険度が高いと言われるわけだ。
食事。
OSHOバグワンは、胃に消化するものがなければエネルギーは頭に向かうとする。だが食事が不足するので、頭(マインド)は、無意識のエネルギーを一旦放出して意識を落ち着かせるという正常な睡眠サイクルには持っていけない。よって食事不足ではよく眠れない、とする。
その一方でOSHOバグワンは、熟睡中の夢も見ない状態が、冥想修行の極みであることは百も承知。
さて、興奮させて金をとるのは、クラブや、スポーツイベント、宗教イベント、集会イベントや、キャバクラなど濃厚接触する商売、そしてお一人様がゲームで盛り上がるのもそう。
逆にまともな冥想修行のプロセスでは、不安定にさせて既成概念を打ち壊すというテクニックを用いるので、それら興奮させて金をとる商売と一部似たような心理技法となるのはやむを得ないことがある。
どちらも空腹満腹と睡眠を不足させるコントロールを用いところまでいくことがある。
このように、瞑想修行シーンを俯瞰すると、個々のテクニックを取り上げて、あるいは睡眠不足、あるいは不安定な精神状態などが単純に良いとか悪いとかは言いにくいところがある。
本木くんの出する禅寺映画ファンシィダンスでもプロ禅修行僧の粗食と睡眠不足ぶりが描かれる。
粗食と睡眠不足は、一般にトランスに導きやすいものであるが、トランス以前にもいろいろなファクターがある。
OSHOバグワンは、さる発狂寸前の冥想修行者の青年に会った。彼の手を握ると全身が震えていた。
青年は別のグルに8時間睡眠は寝過ぎだから3時間にしろ言われて3時間にしたところ精神はますます不安定となった。
そして一日中眠気を感じるようになった。そこで、グルに眠くなるような食事を摂っているからだと言われ、ミルクだけで過ごすようにしたら、ますます身心は衰弱した。(タントラの変容P116-117)
OSHOバグワンに言わせれば、眠りの最初には、肉体が休息し、十分にリラックスできたところで、頭が休息に入り、そこで無意識の活動が夢として行われ、やがて頭も休息して夢も見ない段階がある。ただし夢を見ないのと覚えていないのは別。
睡眠時間が3時間だと、肉体の休息時間としては短いし、頭(マインド)が夢を見ることが完了することもできないので、3時間睡眠を継続するとだんだん精神のバランスが崩れていく。
健常者でも二泊三日徹夜させると似たようなことになる。
よって聖者の眠りは時間が短いが、ほとんど昏睡状態に近い。超能力癒しシーンでは、短時間に深いトランスに入れるかどうかをポイントとする場合がある。
残業続きで終電で帰り、定時出勤を続けると、毎日眠い状態となるのは経験する人が多い。ゲームに眠らずにはまる人もそう。
ヴィパッサナーは、睡眠をとらずに呼吸を見つめるのだから危険度が高いと言われるわけだ。
食事。
OSHOバグワンは、胃に消化するものがなければエネルギーは頭に向かうとする。だが食事が不足するので、頭(マインド)は、無意識のエネルギーを一旦放出して意識を落ち着かせるという正常な睡眠サイクルには持っていけない。よって食事不足ではよく眠れない、とする。
その一方でOSHOバグワンは、熟睡中の夢も見ない状態が、冥想修行の極みであることは百も承知。
さて、興奮させて金をとるのは、クラブや、スポーツイベント、宗教イベント、集会イベントや、キャバクラなど濃厚接触する商売、そしてお一人様がゲームで盛り上がるのもそう。
逆にまともな冥想修行のプロセスでは、不安定にさせて既成概念を打ち壊すというテクニックを用いるので、それら興奮させて金をとる商売と一部似たような心理技法となるのはやむを得ないことがある。
どちらも空腹満腹と睡眠を不足させるコントロールを用いところまでいくことがある。
このように、瞑想修行シーンを俯瞰すると、個々のテクニックを取り上げて、あるいは睡眠不足、あるいは不安定な精神状態などが単純に良いとか悪いとかは言いにくいところがある。