◎日本神話の神の体系
大本教の神々の体系は、膨大すぎて理解にしくいところがある。もともとは天地剖判から説き起こす古事記の神体系が基礎なのだが、国常立尊などあまり古事記上に詳述されていない神柱の事績が紹介されているが、いわば断片的なるがために神々の体系は、ギリシア神話や北欧神話ほどにはわかりにくいところがある。
霊界物語資料録によれば、上から
1.造化三神
天御中主大神
高皇産霊大神
神皇産霊大神
2.宇宙創造
国常立尊
豊雲野尊
3.天之御三体之大神
天照大神(太陽現界主宰神)
伊邪那岐尊(太陽霊界主宰神)
伊邪那岐尊(太陰霊界主宰神)
さらにこの外側に三柱
金勝要神(大地の霊魂)
素戔嗚尊(地上現界主宰神)
月夜見尊(太陰現界主宰神、素戔嗚尊の別称)
管掌する舞台については、天があり地があり、陽があり陰があり、現界があり霊界がある。
そして神々そのものは、天津神と国津神に分かれる。霊界物語では、天津神が国津神に降格するシーンも最後の方に出てくる。
さて天津神は、以上の11柱だけでなく、霊主体従の本流は,国祖国治立尊と豊国姫尊のペアで始まる。
国治立尊が艮の金神であり、豊国姫尊は坤の金神。
艮の金神は、ダンテス・ダイジの前身とされる野立彦命に変じ、坤の金神は野立姫命となる。
霊界物語は、天地剖判に始まり霊主体従勢力と体主霊従勢力の角逐が継続し、やがて天下分け目の黄泉比良坂の決戦となり、天の岩戸開きまでが72巻。続く81巻までは、天界の話(霊界には天界と、地獄界と、中有界あり)。そして問題の別巻入蒙篇がある。
出口王仁三郎は、大クンダリーニ・ヨーギであった。生涯に六度死に、その都度肉体を痛めたが、アストラル・トリップなどで、天界と、地獄界と、中有界を見て回り、現代に古事記を再生させた。
現代に残る神話は、おおむね1万2千年前のアトランティス大陸沈没時に現代の人類が危機の中で進化を遂げることを予想し、そこに一縷の希望を与えるために出してきたものと思うが、霊界物語もその類のものだと思う。
北東に捨ておかれた主神が新時代の礎石となることは、出口王仁三郎だけでなく、ユダヤ、錬金術師も見ていた世界的なビジョンなのだと思う。これは次の新時代は日本からということでもある。
大本教の神々の体系は、膨大すぎて理解にしくいところがある。もともとは天地剖判から説き起こす古事記の神体系が基礎なのだが、国常立尊などあまり古事記上に詳述されていない神柱の事績が紹介されているが、いわば断片的なるがために神々の体系は、ギリシア神話や北欧神話ほどにはわかりにくいところがある。
霊界物語資料録によれば、上から
1.造化三神
天御中主大神
高皇産霊大神
神皇産霊大神
2.宇宙創造
国常立尊
豊雲野尊
3.天之御三体之大神
天照大神(太陽現界主宰神)
伊邪那岐尊(太陽霊界主宰神)
伊邪那岐尊(太陰霊界主宰神)
さらにこの外側に三柱
金勝要神(大地の霊魂)
素戔嗚尊(地上現界主宰神)
月夜見尊(太陰現界主宰神、素戔嗚尊の別称)
管掌する舞台については、天があり地があり、陽があり陰があり、現界があり霊界がある。
そして神々そのものは、天津神と国津神に分かれる。霊界物語では、天津神が国津神に降格するシーンも最後の方に出てくる。
さて天津神は、以上の11柱だけでなく、霊主体従の本流は,国祖国治立尊と豊国姫尊のペアで始まる。
国治立尊が艮の金神であり、豊国姫尊は坤の金神。
艮の金神は、ダンテス・ダイジの前身とされる野立彦命に変じ、坤の金神は野立姫命となる。
霊界物語は、天地剖判に始まり霊主体従勢力と体主霊従勢力の角逐が継続し、やがて天下分け目の黄泉比良坂の決戦となり、天の岩戸開きまでが72巻。続く81巻までは、天界の話(霊界には天界と、地獄界と、中有界あり)。そして問題の別巻入蒙篇がある。
出口王仁三郎は、大クンダリーニ・ヨーギであった。生涯に六度死に、その都度肉体を痛めたが、アストラル・トリップなどで、天界と、地獄界と、中有界を見て回り、現代に古事記を再生させた。
現代に残る神話は、おおむね1万2千年前のアトランティス大陸沈没時に現代の人類が危機の中で進化を遂げることを予想し、そこに一縷の希望を与えるために出してきたものと思うが、霊界物語もその類のものだと思う。
北東に捨ておかれた主神が新時代の礎石となることは、出口王仁三郎だけでなく、ユダヤ、錬金術師も見ていた世界的なビジョンなのだと思う。これは次の新時代は日本からということでもある。