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チャクラと七つの身体−49

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◎肉体−32 ハイレベル・トランス−5
◎平家物語の人々の今様の霊験
◎梁塵秘抄口伝集巻十

平家物語の人々にとってポップ・ミュージックは、今様であった。「遊びをせんとや 生まれけむ・・・」ってやつである。

後白河院の梁塵秘抄口伝集巻十に、今様から神を感ずるプロセスが書かれている。神を感ずると言っても、シャーマニズムの憑依ではなく、霊験あらたかであることを「示現」とする。

口伝集では、
監物清経(けんもつきよつね)が病気になってもう最期という状態だったのに、目井なる者が薬師如来の加護を今様に歌いこんで、快癒させたこと、

左衛門督通季(さえもんのかみみちすえ)が瘧(おこり)の病をこじらせた時に、「どんなことがあっても非難するなよ」と二度今様を歌ったところ、大汗が出て回復させたこと、

目の見えない者が神社に今様を歌って百日参籠したところ、目が見えるようになったことなどを挙げる。

このプロセスは、観想法によるものだろうが、今様で意識レベルを下げて行ったのだろう。

1.神社仏閣に参詣する。
2.神前・仏前にて今様を謡う。
3.今様の中にトランスに入り、ある特殊な意識状態に入る。
4.ある特殊な意識状態の中で願望の実現することをありありと、疑いもなく思う。

これは目新しいものではなく、西洋でもイエズス会の、イグナチウス・ロヨラの霊操などでも語られるもの。マントラ・シッディとは別のものであるように思った。

【ザ・ジャンプ・アウト 105】

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