◎中高年の冥想生活には必須
先日宇宙飛行士の若田光一さんが、宇宙船での宇宙飛行士の一日のスケジュールを紹介していて、一日に午後に二時間半ほどフィットネスに充てていると述べていた。
宇宙飛行士ブログなどを見ると、地上では、人間は寝ている時以外は常に重力に逆らって行動しているので、筋肉は体を支えるために緊張していて、骨にも常に重力による力が作用している。ところが宇宙では重力が作用しないので、肉体は、寝たきりのような状態にあり、筋肉が衰えるあるいは骨がもろくなるといった影響が出てくる。
これを避けるためには重力があるときと同様な条件を体に与えることが必要となる。宇宙ステーションでは、ARED(エーレッド:Advanced Resistive Exercise Device)という1台でいくつもの筋トレ種目をこなす筋トレマシーンを使っているという。またトレッドミルというのは、体をゴムバンドで押えつけた状態でランニングをする器具で、エルゴメーターというのは、車輪のない自転車のようなもので、ペダルをこいで負荷をかける機械だが、そのような器具で運動をしている由。
宇宙ステーションは、外出のできない自宅のようなもの。冥想中心の一日のスケジュールを組むとどうしても、筋力や心肺機能が低下する。悟りそのものは、筋力や心肺機能とは関係ないとは言っても、心肺停止を念頭に置けば、悟った後の生還を期するためには、筋力や心肺機能の維持は、無視できないのではないか。
禅の専門道場で、坐禅の時間の他には、経行、作務が組まれるが、若い時もそういう筋トレや有酸素運動が必要だが、老境に入ってからも当然に必要なもので、若者よりそのような運動メニューは、より増やしていく必要があるように思う。
冥想と併用する運動と言えば、ハタ・ヨーガなどの柔軟系だが、中年以上となれば、実は筋トレ、有酸素運動が必要であったと遅まきながら実感している。
先日宇宙飛行士の若田光一さんが、宇宙船での宇宙飛行士の一日のスケジュールを紹介していて、一日に午後に二時間半ほどフィットネスに充てていると述べていた。
宇宙飛行士ブログなどを見ると、地上では、人間は寝ている時以外は常に重力に逆らって行動しているので、筋肉は体を支えるために緊張していて、骨にも常に重力による力が作用している。ところが宇宙では重力が作用しないので、肉体は、寝たきりのような状態にあり、筋肉が衰えるあるいは骨がもろくなるといった影響が出てくる。
これを避けるためには重力があるときと同様な条件を体に与えることが必要となる。宇宙ステーションでは、ARED(エーレッド:Advanced Resistive Exercise Device)という1台でいくつもの筋トレ種目をこなす筋トレマシーンを使っているという。またトレッドミルというのは、体をゴムバンドで押えつけた状態でランニングをする器具で、エルゴメーターというのは、車輪のない自転車のようなもので、ペダルをこいで負荷をかける機械だが、そのような器具で運動をしている由。
宇宙ステーションは、外出のできない自宅のようなもの。冥想中心の一日のスケジュールを組むとどうしても、筋力や心肺機能が低下する。悟りそのものは、筋力や心肺機能とは関係ないとは言っても、心肺停止を念頭に置けば、悟った後の生還を期するためには、筋力や心肺機能の維持は、無視できないのではないか。
禅の専門道場で、坐禅の時間の他には、経行、作務が組まれるが、若い時もそういう筋トレや有酸素運動が必要だが、老境に入ってからも当然に必要なもので、若者よりそのような運動メニューは、より増やしていく必要があるように思う。
冥想と併用する運動と言えば、ハタ・ヨーガなどの柔軟系だが、中年以上となれば、実は筋トレ、有酸素運動が必要であったと遅まきながら実感している。