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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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熱波の時代

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◎雨にもぬれず風もあたらず

わが宿は はしらもたてずふきもせず
雨にもぬれず風もあたらず
(一休)

わが宿は、外か内かと言えば、内である。だが本来の自己である「有」、アートマン、第六身体は、すべてのすべてであるから、内も外もないはず。そこで、我なる家は柱もなく屋根も葺いていない。
だからこそその家たる自分は、雨が降ろうが風が吹こうが本当に傷つけられることなどない。

40年以前大学生の時に東京で冷房のないアパートに住んでいたが、今のように35度以上になることはなかったが、それでも一日熱に焙られると夕方には食欲も気力もなくなるものだった。

今、そうした境遇に暮らす人でも、ネットを見る気力は残っているのだろうか。

今年は東北も北海道も異常高温。気力だけでなく皆熱中症も心配な気温となっている。コロナだけではない。

日本は水に恵まれているので、近年増えてたクーリング・グッズなどで身体を冷やして対応できるが、水の少ない国では、チャドルみたいな身体をすっぽりおおう衣服を着るしか方法はないのだろう。

乾いた雨の少ない時代に天変が起きるという予言を見ることがある。世界が熱に浮かされれば、人災で巨大なのを起そうという人物も出てこようというもの。

今日も冥想を。

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