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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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チャクラと七つの身体−53

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◎肉体−36 ハイレベル・トランス−9
◎OSHOのトランスの見方
◎脱魂癖と自己催眠脱魂

OSHOは、トランスとは、自己催眠か、もともと容易に意識を失う傾向のある人に起きる現象と見ている。トランスとは、脱魂・入神であり、無意識の状態に入ること。神降ろしで神が降りた状態、シャーマニズムで脱魂した状態のことである。最近ではテレビやテレビゲーム中に脱魂しかけている人もいるのではないか。

OSHOはトランスして無意識に入ったら、その無意識には宝があるが「油断なく覚めていなさい」と言う。「油断なく覚めていなさい」とは、たとえば只管打坐による悟りから帰還することを言っているので、身心脱落せずに、最初にトランスしても、物の役には立たないと言っているように思う。

換言すれば、トランスでは自分が残っていえるので、ハイレベル・トランスといえども、究極の悟り=最終解脱=ニルヴァーナではない。ハイレベル・トランスといえども、自我は死んでおらず、その前段にすぎない。

一方で、本当にトランスする人は少ない。OSHOの見立てではラーマクリシュナは、トランスの名人だった。しかし身心脱落を経ずにトランスだけしても、無明の闇をさまよい歩くことに変わりない。ラーマクリシュナは人生の最後に悟ったとOSHOは見る。

だから、私は「ハイアーセルフ」との対話やら、降りてきた「神との対話」みたいな霊がかり物はほとんど信用していない。

というのは、降りてきた神や霊がたとえ本物であっても、人間の方にそれを受け入れるキャパシティがなければ、つまり人間の方に悟りという絶対的なものがないと、どんなすばらしい高級神霊がコンタクトしてきたとしても、あらゆる欲望に翻弄される自分に何の根本的な進化もないからである。

悟り体験を有するシャーマン、それだけが、真に神・仏の言葉を伝えることができる。しかし悟った人の99%はその体験を語ることなどできない・・・・・悟ってすぐ死んだり、語ることができなかったり・・・・。

出口王仁三郎の霊界物語はその稀有な成功例の一つだと思う。

【ザ・ジャンプ・アウト 109】

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