◎おもいのままにするわざぞよき
「叡知の城」に至る12の門の5から8。
『「腐敗」・・・金属はこの段階で完全な死を迎えて、「カラスの嘴のように黒い粉末」となる。黒化の段階は、同時に再生への出発点である。結合の段階で蒔かれた種子は「懐胎」された状態となる。
「凝固」・・・浄化された金属は白くなり、「白い石」が得られる。白化の段階であり、 これ以降は「赤い石」を生成する作業が続くが、詳細は不明である。
「滋養強化」・・・耳慣れない言葉(cibation)であるが、新しく生まれたものには養分を与えて大切に育てる必要があるように、滋養物を与えて金属を強化する過程である。
「昇華」・・・固体を、液体の形を経ないで直接に気化させる。』
(図説錬金術 / 吉村正和/ 河出書房新社P12から引用)
5.「腐敗」は、自我の死であって黒。再生の前段階の懐胎。
6. 「凝固」は、再生であって、浄化された後の白い石。これが大悟覚醒。
7.「滋養強化」は、大悟覚醒後の聖胎長養。死を経て再生し、神に出会ったとしても、世界観は以前と完全に逆転し、あらゆるものが見知らぬ世界。それでもその状態に慣れていかねば、賢者の石を得ることはできない。
8. 「昇華」は、時間、空間、物質と固定された三大ファクターが一気に気化し、六神通力を得るステージか。
卑金属なる自分は、既に死を通過し、時間、空間、物質を透過、思いのままにできるステージを展望しようとしている。
「生きながら死人となりてなりはてて 思いのままにするわざぞよき」至道無難
「叡知の城」に至る12の門の5から8。
『「腐敗」・・・金属はこの段階で完全な死を迎えて、「カラスの嘴のように黒い粉末」となる。黒化の段階は、同時に再生への出発点である。結合の段階で蒔かれた種子は「懐胎」された状態となる。
「凝固」・・・浄化された金属は白くなり、「白い石」が得られる。白化の段階であり、 これ以降は「赤い石」を生成する作業が続くが、詳細は不明である。
「滋養強化」・・・耳慣れない言葉(cibation)であるが、新しく生まれたものには養分を与えて大切に育てる必要があるように、滋養物を与えて金属を強化する過程である。
「昇華」・・・固体を、液体の形を経ないで直接に気化させる。』
(図説錬金術 / 吉村正和/ 河出書房新社P12から引用)
5.「腐敗」は、自我の死であって黒。再生の前段階の懐胎。
6. 「凝固」は、再生であって、浄化された後の白い石。これが大悟覚醒。
7.「滋養強化」は、大悟覚醒後の聖胎長養。死を経て再生し、神に出会ったとしても、世界観は以前と完全に逆転し、あらゆるものが見知らぬ世界。それでもその状態に慣れていかねば、賢者の石を得ることはできない。
8. 「昇華」は、時間、空間、物質と固定された三大ファクターが一気に気化し、六神通力を得るステージか。
卑金属なる自分は、既に死を通過し、時間、空間、物質を透過、思いのままにできるステージを展望しようとしている。
「生きながら死人となりてなりはてて 思いのままにするわざぞよき」至道無難