◎気がついたものだけが意図を知る
古代錬金術師のゾシモスの書から、二十五について。
『【1】「防腐処理(taricheia,木乃伊化)はメキル月(mechir, 二月)二十五日からメソーリ月(mesori,八月)二十五日の間に完了する。汝は何であれ防腐処理をなし清めることができるが、これらを適宜うつわに沈める。こうすることで汝は防腐処理に力能を付与することができ、賢者たちの間に挙げられることとなろう」。』
(オリンピオドロス『ゾシモスの書「力能について」およびヘルメスその他の賢者たちの言辞の註解』/立昇る曙/大橋喜之/八坂書房P287から引用)
人間の防腐処理とは、人間を永遠の存在にすることであり、これは25段階あると言っているのだろう。
25の表記は、しばしば五五で表される。
『霊眼もこれと同じであつて、見せられた事が本当であつても、其判断のしかたを知らねば間違つて来る。空に五五と云ふ文字が現はれたとしても、五十五日、五十五年、五月五日、五年五ケ月、二十五日、と幾様にも取れる。正しい判断の仕方があるのである。』
(水鏡/出口王仁三郎/正夢と霊夢、霊眼 から引用)
そこで、
『五五と云ふ日数重ねて漸くに宝の国に入りし吾かな』
(霊界物語 入蒙記特別篇第12章 焦頭爛額/出口王仁三郎から引用)
出口王仁三郎は、これとは、別に二十五番坂の言及がある。
また、日本の象徴たる富士山、首都東京は、霊界物語では、タコマ山または蛸間山で表記され、ここの悪神の滅亡は、『第三巻第25章邪神の滅亡』に描かれている。
これらは、一行だけ、一言だけのほのめかしなのだが、西洋錬金術でいえば、「黄金のろば」でも肝心なところは一行だけ。そのほのめかしに気がついたものだけが意図を知る。
古代錬金術師のゾシモスの書から、二十五について。
『【1】「防腐処理(taricheia,木乃伊化)はメキル月(mechir, 二月)二十五日からメソーリ月(mesori,八月)二十五日の間に完了する。汝は何であれ防腐処理をなし清めることができるが、これらを適宜うつわに沈める。こうすることで汝は防腐処理に力能を付与することができ、賢者たちの間に挙げられることとなろう」。』
(オリンピオドロス『ゾシモスの書「力能について」およびヘルメスその他の賢者たちの言辞の註解』/立昇る曙/大橋喜之/八坂書房P287から引用)
人間の防腐処理とは、人間を永遠の存在にすることであり、これは25段階あると言っているのだろう。
25の表記は、しばしば五五で表される。
『霊眼もこれと同じであつて、見せられた事が本当であつても、其判断のしかたを知らねば間違つて来る。空に五五と云ふ文字が現はれたとしても、五十五日、五十五年、五月五日、五年五ケ月、二十五日、と幾様にも取れる。正しい判断の仕方があるのである。』
(水鏡/出口王仁三郎/正夢と霊夢、霊眼 から引用)
そこで、
『五五と云ふ日数重ねて漸くに宝の国に入りし吾かな』
(霊界物語 入蒙記特別篇第12章 焦頭爛額/出口王仁三郎から引用)
出口王仁三郎は、これとは、別に二十五番坂の言及がある。
また、日本の象徴たる富士山、首都東京は、霊界物語では、タコマ山または蛸間山で表記され、ここの悪神の滅亡は、『第三巻第25章邪神の滅亡』に描かれている。
これらは、一行だけ、一言だけのほのめかしなのだが、西洋錬金術でいえば、「黄金のろば」でも肝心なところは一行だけ。そのほのめかしに気がついたものだけが意図を知る。