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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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神の奥には奥があり、まだその奥には奥の奥の大奥がある

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◎シュンニャ

神の奥には奥があり、まだその奥には奥の奥の大奥があるとはインド風に言えば、玉ねぎの皮をどんどん剥いていったら何もなかったというシュンニャ

どんどん奥を増やして、段階・ステージ・ステップを拵えて、〇〇公認資格などと箔をつけ、都度料金を頂けば、これぞ儲かる宗教商売・自己啓発。ところで神仏に関する資格を公認してくれる組織があるそうだが、さらにその組織を公認してくれる人は誰。

もっとも出口王仁三郎もそこは心得ていて、
『お爺さま、奥へ通れと云つたつて何処に奥があるのだい、門口へ這入るなり、もう裏口ぢやないか、ウラナイ教なら奥の奥に奥があり、其又奥にも奥があるものだが、こら又何と狭い箱枕の様な家だなア』(霊界物語第18巻第2章 厳の花)
※ウラナイ教は、邪教の代表格。

もっとも古神道の神の構造は、四段構えの家であり、門口に入ったらもう裏口というものではなく、幽の幽、幽の顕、顕の幽、顕の顕。
門口に入ったらもう裏口という部分にも真実がある、今ここの展開。

幽の幽は、天御中主神であり、ニルヴァーナであり、無のサイド。

かたや幽の顕、顕の幽、顕の顕は有のサイド。
幽の顕とは、イザナギ、イザナミの二神や天照大御神、素盞鳴神など、天上の霊界を主宰する神。

顕の幽とは、国祖国常立尊、豊雲野尊など、一度現世にその肉体を表現された神であって、地上の幽界を主宰する神。

顕の顕とは、人間のこと。

この公表された四段と秘された二十五番坂
『五五と云ふ日数重ねて漸くに宝の国に入りし吾かな』
(霊界物語 入蒙記特別篇第12章 焦頭爛額/出口王仁三郎から引用)

神の奥には奥があり云々の出所はこれ。
『神の奥には奥が在り、未だ其奥には奥の奥の大奥が在るので在るから、可い加減な一心では誠の神秘は判りは致さんぞよ。』(神霊界大正8年3月1日号(第81号) 1頁八幡書店復刻版第4巻 197頁から引用)

第二次世界大戦後、アメリカとソ連の角逐の46年、アメリカ独覇の約30年。そしていまや米対中ロの争闘。奥には奥がありそのまた奥の勢力が勝つのかもしれないが、『巨大な火の玉が、無数に空で燃え上がる』全面核戦争が起こって、『世界はさびしくなるぞよ』でよいと思う人は少ないのではないか。

今日も冥想を。

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